現役東大生が教える! おすすめの大学受験参考書8冊〜理系科目(数学・物理・化学)編〜

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みなさんこんにちは! 東京大学1年のコバタケです。
大学は基本的に9月まで休みがあり、長い夏休みの真っ最中です。東大の1年生も9月の終わりまで休みがあり、多くの東大生が海だ山だと嬉々として飛び回っています(僕は毎日のようにバイトをしていて一切ステキイベントに遭遇する様子がありません……バイト先と家の往復ばかりです)。高校3年生の受験を控えたみなさんにとっては天王山と言われる夏。大学の夏休みを謳歌している未来の自分を思い描いて今は勉強に励んでいきたいところですよね。今回は“おすすめの大学受験参考書 理系科目編"と題して、私も選択した【数学・物理・化学】の参考書に絞ってイチオシのものを解説していきます!
全体として、主に有名私立や旧帝の受験者を対象として、マークではなく記述問題がメインの難しめの参考書が多いです。ただ、理系科目を極めるために、難しい参考書にトライすることはすべての受験生にとって有益だと思いますので、ぜひ一度ご覧いただきたいと思います。

~数学~


1.「1対1」シリーズ(数IAIIBIII)、大学への数学 難易度★★★☆☆(参考:センター試験が★二個くらい)
1冊目は、言わずと知れた“大学への数学"からの参考書。入試問題の基礎〜応用レベルの問題が収録されていて、多くの国公立受験生が演習の第一歩として使っていくものとなっているようです。この1対1対応シリーズは、単元ごとに1ページに2題ずつ例題と解説が載っていて、「どのような問題があるか」「それをどう解けばいいか」ということを踏まえて演習問題に取り組むことができます。青チャートの内容が理解できるようになったら、その次のステップに進む1冊としてぜひ使ってみてください。

2.「やさしい理系数学 三訂番」 河合塾シリーズ 難易度:★★★★☆
2冊目は、有名予備校の河合塾からの一冊です。著書の三ツ矢氏は、センターから国公立まで幅広いレベルの参考書を書いている名講師です。著書の題には“やさしい"とありますが、決して誰でも解けるような優しいものではないようです。これは問題の“量"をメインにした、計200問を収録した参考書です。さらに、この本の最大の特徴として別解の豊富さがあります。さまざまな解法が載っているので、数学的な視野を広げていくことができます。数学を得意としている現役生で、演習量がイマイチ不足しているという方や難関大数学へ向かう思考力を鍛えていきたいみなさんにぜひ使っていただきたいです。

3.「新数学演習」大学への数学 難易度:★★★★★
3冊目はまた大学への数学シリーズから、「新数学演習」です。この本は東大理III受験者の鉄板とも言われているそうで、上記の「やさしい理系数学」を満足いくまで理解できた人向けの、難しい参考書だそうです。教科書範囲では確実に扱わず、理系受験者でもかなりの人が間違えるレベルの問題が多く収録されています。僕のすごく頭のいい友人は、普通の参考書では物足りないということでこれを使っていたらしいです。数学が得意で、二次試験でも得点源としていきたいという人はチャレンジしてみてください。

4.「微積分/基礎の極意」 大学への数学 難易度:★★★★☆
4冊目もまたまた大学への数学シリーズから。大学への数学には多くの予備校数学講師が執筆に携わっていますから、やはり良質な問題集が多いようです。現役理系生にとって勝負の分かれ目となるのは微分・積分でしょう。この二つの分野を、演習問題を通して、教科書だけではわからない概念的なところにまで踏み込んで学べる参考書として、国公立や医学部受験生から支持を得ている一冊です。僕の友人はこれで苦手な微積を攻略したそうで「とりあえずこれやっとけ」と言っていました。数3も微積分が固まっているかいないかは大きな差になって行きますから、重要ポイントを押さえる一冊としてお使いください。

〜物理〜

5.「物理のエッセンス」河合塾シリーズ 難易度:★★★☆☆
この本はアマゾンベストセラー1位にもなっている大変有名な本です。物理の基礎をしっかり学習した人向けで、二次試験レベルの問題への橋渡しとなってくれる一冊です。東大生と言えど初めから物理ができる人はそう多くはなく、この本を使ってレベルを上げていった人もいるようです。題名のごとく、内容は極力重要な部分のみを載せています。重要なところだけ覚える、と割り切って解説していくため、無駄に脳のリソースを使わなくて済みます。また内容が絞られており、とても薄くて持ち運びしやすいので、携帯するにも便利な一冊です。



6.「名問の森物理」 河合塾シリーズ 難易度:★★★★☆
この本は上のエッセンスと同じく河合塾講師の浜島清利さんの著書となります。浜島さんは京大理学部物理学科出身の物理のエキスパートで、これ以外にもいくつか高校物理の参考書を手がけています。この本は量ではなく質を重視しており、一問一問が重く、さらに解説もかなりくわしいです。過去問などを取り組む前に、物理の思考力をしっかり固めておきたいという人におすすめです。

〜化学〜


7.「化学 基礎問題精講」「化学 標準問題精講」 旺文社 難易度:★★★☆☆、★★★★☆
化学の入門書を抜けた次の一歩として、この精講シリーズを二冊同時にご紹介します。他の教科でもよく使われる精講シリーズですが、化学も非常にくわしい解説があり入試問題の基礎を作るのに役立ちます。入試に必要なテクニックがたくさん載っているのもうれしいポイントです。二冊とも問題→解説の流れとなっていますが、基本を完成させたばかりの人は、まずは基礎問題の方をしっかりやりましょう。そしてこの基礎問題や、学校で配られた問題集などであらかた入試問題レベルの問題が終わったら、応用力を高めるために標準問題に取り掛かることをおすすめします。

8.「化学の新演習」三省堂 難易度:★★★★★
この本は理系化学の大学受験参考書の中でもかなり難しい部類に入ってくると思います。解説・問題数ともにかなりの量があり、これを一周終わらせるのはかなり大変です。 僕の友人は、受験期の8月から始めて結局終わらなかったそうです。一年以上かかるという噂も。ただ、その分記述問題で最後まで解ききることができ、化学を得点源にしていくことができるようになると思います。化学を得意にしていきたいみなさんにおすすめです。

◆まとめ
今回紹介するおすすめ参考書は以上になります。受験生のみなさんはぜひ自分にあった参考書を選び出し、第一志望合格を勝ち取ってください!

<受験生のまずコレステップ>
1. 今回紹介した参考書のレビューなどを見てみる
2. 書店などで実際に参考書を手に取ってみて、自分に合いそうなものを見つける
3.選んだ一冊を最後まで終わらせる

文・コバタケ

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