現金よりもピザ。従業員のやる気を引き出す最も効果的報酬はピザであることが判明(米研究) (2/4ページ)
対照群との比較で、生産性が6.7パーセント上昇していたという。
そして次が上司からの褒め言葉(上司から「よくやったぞ!」というメールが届く)で、生産性を6.6パーセント上昇させた。
更に会社にとってかなり驚きだったことに、現金のボーナスでは4.9パーセントと最下位の結果に終わっている。
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現金報酬を受け取ったグループは2日目以降生産効率が一番落ちる
30ドル(約3,000円)はそれほど大きな額ではないが突然の報酬となればうれしいはずだ。ところがその後数日で意外すぎる結果が生まれる。2日目、現金ボーナスが提示されたグループは、ピザ・褒め言葉などの対照群と比べて、13.2パーセントも生産性が落ちたのだ。
それから数日はこの結果が続く。そして、1週間全体としては、会社が資金を投じたにもかかわらず、生産性が6.5パーセント低下するという結果に終わった。従業員の目には、現金のボーナスはインセンティブを提示されないよりも嫌なものに映ったのだ。
もちろんピザも、時間が経つとその生産性は徐々に低下し始め、一週間が終わる頃にはその効果がほとんど見られなくなったものの、現金に比べれば依然として高い。
1週間スパンでみると、褒め言葉がもっともやる気を引き出すという結果だったが、これについてアリエリーは自分が狙った通りに実験が行われてれば、ピザが1番だったはずだと述べている。当初の予定では、目標を達成した従業員の自宅に直接デリバリーされるはずだった。こうすることで、家族からも尊敬の眼差しで見られるという寸法だ。
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お金だけではない。