日本人は90歳以上!最新研究で2050年の平均寿命が明らかに (2/2ページ)

Suzie(スージー)

■医学の進歩によって寿命はさらに延びる可能性がある

医学の進歩によって、この平均寿命の予想はさらに延びる可能性もあります。

実際、いくつかの大学と研究所は、より長く健康的に生きられる方法についての研究を始めています。カリフォルニアに拠点を置く、生物医学研究機関のバック・インスティテュートはそのひとつ。

この研究所は、加齢による慢性的な疾患についての研究の焦点を置いています。2013年に発表された研究で、彼らは芋虫の寿命を5倍に引き延ばすことに成功しました。

また、全米の優れた病院のひとつであるメイヨー・クリニックによる最近の研究では、ネズミの老化細胞を取り除くことで老化による臓器や組織の損傷を遅らせ、生存期間を35%延ばすことができたそうです。

今はまだ実験段階ですが、今後そのような技術が人間にも応用される日がくるかもしれません。

ただ、このような極端な寿命の延長は社会にとってどのような意味があるのか、多くの議論をもたらします。調査では51%の人がこのように老化を遅らせるような治療は良くないと答えたそうです。

癌の治癒や義手・義足をはじめとする治療は良いとしながらも、誰がそのような治療を受けることができるのか、また身体への影響についても懐疑的な見方もあったといいます。

最近では平均寿命と比較して「健康寿命」も話題になっていますよね。

日常生活を制限されずに送ることができるという指標の「健康寿命」は、平均寿命よりも約10年短いといわれています。寿命は自分では決めることができませんが、健康寿命は生活習慣によって変わる可能性があるでしょう。

現在アラサーの人たちも、34年後の2050年には60歳を超えます。生活習慣の見直しなど、できることがあれば早めに取り組んでおいて損はないでしょう。

(文/平野鞠)

【参考】

What the Average Life Expectancy Will Be in 2050-CheatSheet

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