【コージパパの子育て本連載】#04 「言い訳ばかり…」困った子どもの対処3ステップ
子どもは、約束を破ってしまったり、都合が悪くなると言い訳をよくしますよね。
少し前には「妖怪のせい!」なんていう言い訳が流行しましたが、大人から見るとバレバレな嘘で、つい問い詰めてしまうこともあるかと思います。
でも、問い詰めて謝らせるだけでは、子どもは同じことを繰り返し、言い訳も続きます。山本紫苑の著書『「考える力」がある子どもの育て方』に、子どもの言い訳について説明がありました。
子どもの言い訳に困っている方に、筆者の経験も踏まえて“言い訳の対処法”をご紹介していきます。
■叱らず「言い訳」を聞いてみましょう子どもが約束を破ってしまった時や、家の物を壊してしまった時など、叱ったりすることもあると思います。
そんな時大事なのが、子どもの言い分を聞かず、いきなり叱りつけないことです。
子どもに、なんでそんなことをしたのか、なんでそうなったのか理由を説明させてみましょう。
もちろん、子どものことなので、まったく説明になっていない“言い訳”も多々あります。
しかし、説明させることで、何でそうなったのか整理できるようになります。
また、子どもは親に言い分を聞いてもらえたことで、「ちゃんとママはわかってくれるんだ」と自分が愛されていると感じます。
ちゃんと子どもの話を聞いた上で、親が正しいこと、親として守ってもらいたいことへ導いていってあげるといいですね。
■親が「言い訳を論破する」のはNG!
さて、言い訳させると言いましたが、その“言い訳”を親が論破するのはよくありません。
例えば、暴れててジュースをこぼしてしまった時に、「だって、勝手にこぼれたんだもん。」と子どもが言い訳したとします。
そういう時、「“だって”じゃない。とにかく謝りなさい。」というように子どもに無理やり謝らせても、子どもはなんで怒られているのか分かっていない場合もあります。
すると、同じことを繰り返してしまう可能性もあります。
単に叱って終わるのではなく、どうすればそうならないかを考えさせるといいですね。
ジュースの例ですと、「なんでこぼれたのかな? 次はどうしたらこぼれなくなるかな?」と聞いてみて、子どもの案に対して色々とアドバイスをしてあげましょう。
子どもは、自分なりに考えて出した答えを認めてもらえると、次第に答えを自分で考えられるようになります。
■「どうして怒るのか」を説明する大人の常識であっても、子どもには分かっていないことがたくさんあります。
ですので、子どもがやったことに対して、何でも叱ってしまうのはよくありません。
もちろん大きなケガにつながりそうなことや他人の迷惑になりそうなことは注意をすべきですが、単に叱るだけではなく、「なぜ怒るか、叱るのか」をきちんと説明することが大切です。
理由を説明しないと、いつまでたっても同じことを繰り返し、同じことで怒ることになります。
また、説明する場合も、子どもが納得いくように説明しましょう。
単に言いっぱなしではなく、子どもに「言ったことはわかった? どうしていけないと思う? なんでそう思う?」と聞いて確認すると、子どもが分かっているかどうか把握できますね。
とはいえ、子どもは何回言ってもなかなか分かってくれない生き物であり、根気よく説明を続けることも重要なことです。
いかがでしたでしょうか?
子どもはとにかく言い訳を言いますよね。
時にはおもしろい言い訳も出てきますので、それを楽しんでみる余裕を持つと、ちょっと怒りはおさまるかもしれません。
ぜひお試しください。
【参考・画像】
※ 山本紫苑(2009)『「考える力」がある子どもの育て方』(PHP研究所)
※ Oksana Kuzmina, Avatar_023 / shutterstock