北朝鮮「究極の核も入手?」ミサイル実験成功で“脅威10倍”に!? (2/2ページ)
そのため、北朝鮮は核兵器の“運搬方法”を確立するべく、テポドンなど弾道ミサイルに血道をあげてきたわけです」
中でも、「テポドン2」は射程距離1万3000キロと米国本土を狙えるもので、今年5月には米韓情報当局が「(北朝鮮は)核兵器運用可能」との認識を示していた。今回のSLBM以上の脅威に思えるが、それは違うという。
「陸地にあるテポドンは、衛星写真などを駆使して事前に発射の兆候を把握できますが、潜水艦となれば、そうはいきません。いつ、どこから発射するか分からない。現在の北朝鮮の軍事的脅威は、ミサイル実験前と比べて、10倍に膨れ上がったと断言することができるでしょう」(前同)
さらに、今後の北朝鮮の核戦略の鍵を握るのが、原子力潜水艦だという。
「原潜は数か月にわたる潜水航行が可能で、他国に、その動きを察知されにくい。一方で、建造には高度な技術と資金力が必要です。原潜1隻のコストは、通常の潜水艦の10隻分との試算もありますからね。SLBMの能力を最大限発揮するには、原潜は不可欠な装備です」(同)
次なる行動は、原潜の開発着手なのだろうか――。