五郎丸らが袖を通した早大の「15」。今年はルーキー「梅ちゃん」のもの? (2/2ページ)
今季から就任した山下大悟新監督にとっては、発掘された才能だったろう。
「最初に(主力チームへ)呼ばれた時は嬉しかったんですけど、高いレベルでやっていけるのかという不安もありました。でもいまは、1年生も多くてコミュニケーションが取れて、すごくやりやすいです」
周囲から「アカクロ」と呼ばれる早大のジャージィには、特別な思いを抱く。正FBがつける背番号15は、五郎丸歩、藤田慶和と、昨秋のワールドカップイングランド大会に出場した2人のメンバーが袖を通した1枚だ。今季の意気込みを問われた梅津は、その2人の名を挙げこう語っていた。
「アカクロの15番を、着続ける。五郎丸さん、藤田さんのような有名な選手も着ていたものなので、責任と自覚が求められる。…ただ、気負わずに、自分らしくやっていきたいです。1年生だからこそ思い切りプレーできるという部分もあると思うので、それも、意識します」
山下監督は、「梅ちゃん? 梅ちゃん、抜群です。足もめちゃくちゃ速い。1人で何かを打開しようとする。動じない選手を、僕は選んでゆく」。8季ぶりの日本一を目指すうえで、齋藤、岸岡らと合わせて重用する構えだ。
内なる緊張感を悟られぬ「強気」のパフォーマンスに、注目が集まる。
(文:向 風見也)