緒方カープの舞台裏 4番・新井の打点が表す「育成の強さ」 (2/2ページ)
「阪神は世代交代の真っ最中。高山、横田、北條、原口らの若手が成長すれば…」(在阪記者)
阪神も広島のお得意サマにされたままでは終わらないだろう。
今年の広島は逆転勝ちが多かった。82勝(同時点)のうち、42試合がそうだった。4番新井の前に走者をためることのできる打線の力も大きいが、見方を変えれば、「先発投手陣が先に失点するケースが多かった」ということになる。巨人、DeNAは故障者続出で苦しんだ時期があった。中日は世代交代に進まない。ヤクルトは絶対的な守護神を失い、戦い方を変えなければならなかった。ゲーム差は大きく開いたが、広島は圧倒的な強さを誇ったわけではないが、1、2、3番を託せる選手を育てた。そして、上位打線を固定させた。この得点能力を高めた野球が優勝に引き寄せたのではないだろうか。