赤ちゃんと検証! エルゴベビーの授乳クッション『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』は想像以上に快適

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赤ちゃんと検証! エルゴベビーの授乳クッション『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』は想像以上に快適

ママと赤ちゃんにとって大切な「授乳」のひとときを、もっと快適で幸せな時間にしたい! そんなママたちの間で話題の授乳クッションが、エルゴベビーの『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』。助産師・母乳外来専門医と共同開発した”母乳育児専用クッション”のすごさを、生後3カ月の娘と一緒に2週間にわたって体感してみた。

■その肩こり・首こりは、授乳姿勢が原因かも!?
母乳育児が推奨される時代、なるべくなら自分のおっぱいで育てたいと思うママは多い。しかし、出産で体力・気力を消耗した直後から始まる24時間育児は、 誰もが経験することながら想像以上に大変だ。ママも赤ちゃんも初心者だからおっぱいを上手に飲んでくれるようになるまではしばらくかかるし、 慣れない授乳姿勢によってママの上半身がかなり疲労してしまう。

正しい授乳姿勢は、ママが前のめりにならないよう上半身を起こしたままで、赤ちゃんとお腹が向き合うようにぴったり密着。このとき、授乳クッションで高さを調整し、赤ちゃんをママのおっぱいに届く高さで支え続けるのがポイントだ。「授乳中はリラックスを」と産院で言われたけれど、慣れるまではこれが何とも難しい。新生児の体重は約3㎏とはいえ生まれてしばらくは1日に10回以上授乳するし、いつの間にか慢性的な首こり肩こり背中痛に悩まされてしまっている。
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注●撮影は安全のため、人形を使用しています。

授乳クッションは様々な形状・固さのものが販売されているが、選び方のポイントは「ママと赤ちゃんの体にフィットする形状」と「赤ちゃんが沈み込まない固さ」の2点がまずあげられる。赤ちゃんを授乳クッションに乗せたときに、赤ちゃんの頭が体よりも高い位置で支えられ、自然に口元におっぱいがくること。そして、しっかりとした厚みと固さがあり赤ちゃんの体重を支えられること。この条件がそろっていれば、正しい授乳姿勢でおっぱいを飲ませることができるという。

でも現実は、なかなかちょうど良い高さとポジションに持っていけなくて苦労してしまう。生後3カ月になった娘を持つ記者も、母乳育児を行うママのひとりとして「もっと快適な授乳クッションはないの?」と感じている。

■『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』は、抱っこひもの知見から生まれた授乳クッション!
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エルゴベビーの抱っこひもは、ママの身体にかかる負担を軽減できると大人気の育児アイテムであり、「おためし新商品ナビ」でも全モデルを検証した。その抱っこひもで培った「赤ちゃんとママのための快適性」を授乳クッションに応用した新製品が、こちらの『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』

助産師・母乳外来専門医と共同開発した”母乳育児専用クッション”というこちらのクッションが、気になっていた人も多いだろう。WEBサイトには「モニターをしたママの80%が、エルゴベビーのナーシングピローで授乳そのものが改善したと答えています」とあるが実際はどうだろうか?
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『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』の特徴は、「独自のカーブ」と「高密度のクッション」。 授乳グッズとは思えない、シンプルでスタイリッシュな見た目も魅力。
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まずは、ゆるやかな弧を描く「独自のカーブ」に注目していこう。全体のサイズは横58cm×縦35cm×高さ15cm。ママと赤ちゃんのお腹が向き合い、赤ちゃんが楽におっぱいをくわえられる形状に設計されている。実際に腰回りのところに持ってくると、お腹のカーブにとてもフィットする。ママのお腹にがっちりはまるタイプではなく自然に沿う半円のカーブなので、ウエストのサイズに関わらずフィットするのがうれしい! これならお腹にあてるだけで良いので、とても使いやすい。
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次は「高密度のクッション」をチェックしてみる。

■これまで前のめりになっていた姿勢が改善されて首こり・肩こりが軽減された!

『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』は、第一印象でまずこのクッションの厚みと固さに驚かされた。発泡スチロールとまではいかないが、叩くとポンポンっとなかなか高反発な音がする。一般的に、クッションの材質は綿やマイクロビーズの製品が多いので、ポリウレタン100%のクッションはめずらしい。

「こんなに厚くて固いの?」と一瞬不安に思ったのだが、この厚みと固さは使ってみるとなるほど納得。赤ちゃんの頭部が乳房に届く厚さであり、赤ちゃんの体重を支えられる固さだった。このバランスによってママと赤ちゃんが正しい姿勢で授乳できるようになり、ママの背中への負担が軽減する。前のめりにならないので、首コリや肩コリも防げそうだ。
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実際に『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』に娘を乗せて授乳してみると、娘の身体のカーブにぴったりとクッションが沿っていて、とても居心地良さそうにおっぱいを飲んでいる。
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固めの材質が安定感につながっていて、形状がしっかりフィットしているから安心感があるし、自分の腕だけで娘の体重を支えなくて良いのでとてもラク。私自身も背筋が伸びてまっすぐな姿勢をキープできるし、首や肩そして背中がいつもより自然な体勢で過ごすことができた。これはかなりうれしい!

さらには、ふかふかの授乳クッションを使ったときよりも娘の体重が適度に分散されて軽く感じた。生後3カ月になると体重は6kgを超えるので、授乳中も腕や膝にずっしりと重さを感じるのだが、『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』を使っているととても快適でリラックスできた。

基本的には、イスやソファー、ベッドに腰かけながらなど座った態勢で授乳するには申し分ない一方、ママが小柄な体格の場合は、畳にあぐらをかいての授乳などでは少々厚みがありすぎるような気がした。また、赤ちゃんを太ももに乗せて上体を立てたまま授乳するフットボール抱きといわれる授乳スタイルでは使用不可なのは大方の授乳クッションと同じ。あくまでママが座った姿勢での授乳の快適性を追求したクッションだ。
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気になる衛生面も、チャックを開けてカバーをはずせば洗濯機での丸洗いが可能。(ただし乾燥機能は使用不可)別売りのピローカバー単品もあるので、柄違いを用意しておくと便利。
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ピローカバーはブラウンとイエロースワールの2種類を展開。
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どちらもインテリアを損なわない大人っぽいデザイン。カバーはビロード風で手触りが良いし、毛羽立ちや引きつれが起こりにくそう。
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総合的に見て「これはものすごくいいぞ」と実感しつつ、あえてひとつだけ弱点をいうならば、このクッションは片手で持ちにくいというところ。ビロードタッチのカバーはとても手触りが良く娘も気持ちよさそうにしていたのだが、ただでさえ厚みがある上にさらさらしているのですべって片手で持てなかった。片手で赤ちゃんを抱っこして、授乳クッションをもう一方の手で引き寄せてセッティングする場合、つるっとすべるこの持ちにくさはストレスになる。使用感は申し分ないので、ここだけが残念。
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とはいえ、これまで前のめりになっていた姿勢が改善されて首こり・肩こりが軽減されたことは確か。これまでに使用した様々な授乳クッションの中で最も快適に使用でき、満足度はとても高かった。
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エルゴベビー『ナチュラルカーブ・ナーシングピロー』は、エルゴベビー正規総代理店・株式会社ダッドウェイより販売中。税込9,720円。正規品取り扱い店舗は公式WEBサイトでチェック。ノーブランドの授乳クッションでも7000円前後するものも多いので、この快適性でこのお値段は決して高くないと感じた。これから授乳クッションを用意する人、今の授乳クッションに不満がある人にはぜひおすすめ!


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