4人をアホ呼ばわり?滝沢秀明がSMAP独立派を糾弾のワケ

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Photo by Pixabay
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 舞台演出を手がけ、ジャニー喜多川社長(84)からも厚い信頼を得ているジャニーズ事務所のタレントは誰か? 関係者がまず名前を挙げるのは、滝沢秀明(34)だろう。そんな彼が『週刊文春』(文藝春秋)の直撃インタビューでSMAPの解散問題に言及し、波紋を呼んでいる。

 SMAPの元チーフマネージャー・飯島三智氏(58)が退社するきっかけとなったのは、昨年1月に同誌が行ったメリー喜多川副社長(89)のインタビューであることは周知の通りだ。メリー副社長が飯島氏を公然と叱責したことから、飯島氏は独立を検討したとされている。

「今回、会員制バーから出てきたところを直撃された滝沢は、『飯島さんは辞めましたから。もう終わったこと』と言い切り、事務所に感謝するのは当たり前と断言。『それをわからなかったらアホ』とまで明言しました。また、記者に向かって、『僕らの仕事は、ただキャーキャー言われてるだけじゃないんです。自分の後ろにはスタッフとかたくさんの方がいて、その人たちの生活もかかっている。俺らの人生、そんなに軽くないですから!』と、熱弁したというから、相当な怒りを秘めていたのでしょう」(週刊誌記者)

■「小さいジャニーさん」の呼称も

 滝沢の発言の真意は、どこにあるのか。ジャニーズに詳しいライターに聞いた。

「『アホ』という発言は飯島氏とともに独立を図ったと言われる木村拓哉(43)以外のメンバーに対する批判でしょう。事務所を擁護した滝沢について、一部ジャニーズファンは『男前すぎ』『カッコいい』と称賛しているものの、業界関係者からは『これじゃ事務所の犬だ』という呆れ声が出ていますよ。お酒を飲んで気が大きくなっていたのかもしれませんが、アイドルが『スタッフの生活がかかっている』などと生々しい発言をしたのも、賢明だったとは思えません」

 今やジャニー社長の“右腕”的なポジションで舞台演出を行っているだけでなく、ジャニーズJr.の面倒見もいいことから、周囲に「小さいジャニーさん」と呼ばれている滝沢。『週刊文春』でのコメントには“ある狙い”が見え隠れしていたという。

「滝沢を気に入っているのは主にジャニー社長で、メリー副社長と藤島ジュリー景子副社長(50)とはそこまで密な関係ではありません。それこそ、滝沢は『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のコントコーナーにも何度か出演したくらい、テレビ仕事は“飯島案件”だった時期もありましたから。その滝沢が事務所を必死に庇ったのは、ジュリー副社長の“社長就任”を見据えた上での対応ではないか。いざとなった時のための打算があったのでしょう」(前出・ライター)

 SMAPの解散後、ジャニーズ事務所にどんな変革が訪れるのか?

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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