明快指南!2016「凱旋門賞」完全ガイド!(1)3角から4角の攻防が見どころ (2/2ページ)
ロンシャンと違って鋭角気味で狭いコーナーのため、外に振られた馬の影響でごちゃつくこともあり、明暗を分けることにもなりかねない。位置取りが重要で、馬の操縦性が問われる。海外競馬にも詳しいスポーツ報知の関東本紙担当・牧野博光記者が話す。
「その点でもマカヒキは心配ないでしょう。大江助手が『こんなに手のかからない馬は初めてです』と話していたほど賢い馬。ダービーでも川田将雅騎手(30)がスタート後に位置を取りに行っても折り合っていた。シャンティイを熟知するルメール騎手が、コントロールの利くマカヒキを巧みにエスコートすると思います」
ニエル賞の中継を見ていた海外通のジョッキーも、前哨戦をこう評する。
「騎手目線でいえばリラックスした走りで、手前の替え方も上手でしたね。(武)豊さんも『けっこう4角が難しいけど上手に替えていたし、直線でも自分で替えていたね』と話していた。残り150メートルあたりで替えた時には、前をかわすと思いました。レース中に落鉄していたことを考えれば、上出来の内容でしょう」
海外初戦の勝利後も順調で、20日には芝コースで1週前追い切りを無事に消化した。
「現地取材班によれば、帯同馬のマイフリヴァを追いかける形でスタートし、途中から併入。友道調教師は『あんまり元気がいいので15-15で入って、しまいを伸ばして13秒くらいだった』と、好調ぶりをアピールしていたそうです」(前出・牧野記者)