【プロ野球】【全米騒然】ホセ・フェルナンデス(マーリンズ)の早すぎる死から涙のホームランへ (2/2ページ)
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■突然の悲報に試合中止から黙祷
フェルナンデスの死亡が確認されたのは現地時間で明け方の3時半。当然、日が明ければ試合はある。しかし、マーリンズは試合中止を発表した。
これを受け、全米各地で行われたその他の試合でも黙祷が捧げられた。そして、いくつかのチームのベンチには、「“16”FERNANDEZ」と記した自チームのユニフォームが掲げられた。
この光景を映像で見ると涙が止まらない。
■背番号16を永久欠番に
マーリンズはフェルナンデスの背番号16を永久欠番にすることを発表。現地時間9月26日のメッツ戦で全員が「“16”FERNANDEZ」を着用し、それを背番号“16”の最後の試合とすることを示唆した。
この試合でマーリンズの先頭打者、ディー・ゴードンは左打ちにも関わらず右打席に入り1球目を見逃した。これはフェルナンデスが右打ちということもあり、ゴードンはフェルナンデスのヘルメットを着用して追悼の意を捧げたのだ。
そして本来の左打席に入ると、3球目をライトスタンドへ鮮やかなホームラン。今シーズン、ホームランを放っていなかったゴードンがこの場面でホームランを放ったのである。フェルナンデスに捧げるホームランとなった。
ゴードンはダイヤモンドを一周しホームインすると胸を二度叩く。ベンチに戻るとチームメートと涙の抱擁。時が止まったかのようだ。
この日の試合結果は記憶に残っていない。
マーリンズのまとめ役マーティン・プラドはインタビューでこう語った。
「プロである以上試合は戦わなければいけない。でも俺達は人間なんだ」
当たり前のようにスーパープレーを見せてくれるメジャーリーガー、プロ野球選手たちも私達と同じく人間なのだ。
フェルナンデスのご冥福を心からお祈りしたい。
R.I.P Jose Fernandez.
文=勝田 聡(かつた さとし)