用水路をせき止めなくてもそのまま簡単に設置できる水力発電装置が実用化 (2/2ページ)

FUTURUS

source:http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M103999/201609053924/_prw_PR1fl_WvK55H9A.pdf

水流からできるだけ無駄なくエネルギーを取り出すために、羽の先端部分を広くして厚みも持たせるなどの工夫がされている。

このスクリューを水路の流れに浸すだけで発電ができるため、設置は非常に簡単になる。

また、水流への抵抗を少なくする角度を付けることで、同じ水路に複数並べて設置しても、相互の干渉は少なく、設置するほど発電力が高めることができる。

■ 電力の地産地消で地域の発展に

実験では水路の100メートルにわたって最大10台の水車を設置した。

その結果、水流の流速が毎秒2メートルになったときは、1台あたり1kWの発電に成功している。

これは1日に換算すると1台で24kW/hの発電ができたことになり、一般家庭で使うとすれば2世帯分の電力を賄えることになるという。

重要な事は、この電力を得るに辺り、水路や農地は全く損傷していないということだ。

同社は『NTNマイクロ水車』が低炭素化社会に寄与できることを期待しているといい、発電した電力は蓄電して何かの動力に利用しても良いし売ってもいいとしている。

また、自然資源を有効活用しながら地域の発展に役立てられることも期待している。

小さな発電機だが、簡単に電力の地産地消を実現できるというのは、なかなか魅力的だではないだろうか。

なお、発売は2016年12月を目指している。

【参考】

※ 小水力発電装置「NTNマイクロ水車」 実証試験の終了|広報ニュース:2016年|ニュース – NTN株式会社

※ ~水路に簡単に設置できる小水力発電~「NTNマイクロ水車」の実証試験が完了 – 共同通信PRワイヤー

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