セレブ男を求め続けた里美の結末は?結婚できたのか?【キラキラ女子とクルマ・最終回】 (2/3ページ)
私の婚活も全然だよ」
■テスラ男・関川から、まさかの…関川「吉村さん、それならいっそ僕達結婚しちゃいませんか?」
里美「え、えええっ。関川くん……ゆかりに振られておかしくなってない?」
関川「タイミングがタイミングだからそう聞こえるかもしれないけど、仕事柄僕も一応経営者なんで切り替えと判断は早いんですよ。吉村さんの婚活に付き合って色々出かけたりして、楽しかったし僕が本当に気を遣わずに話せるのって吉村さんくらいなんですよね。吉村さんとだったら、結婚しても自然体でいられそうだし。実は僕、学生の頃は吉村さんにちょっと憧れてたんですよ。僕がLINEしたら心配してすぐにこうやって会ってくれるところとか、グッと来ましたよ」
里美「関川くん……」
実は私も、マキコの結婚相談所で前回ボソクソに自分の市場価値を指摘されてやっと気付いたんです。無理して背伸びしても結局はどこかで失敗するのかもしれない。もっと自分が等身大で付き合える人が本当にいいんじゃないかなって。
正直にいうと、高級車に乗ってる男と結婚した後にもしその人が貧乏になったら離婚すればいいやって簡単に考えていたんです。リーマンショックの頃、外資系金融の男と付き合っていた子達はみんなさっさと見限って別れていたし。すぐに次を見つけていたんですから。
でも、散々婚活に手こずってやっと気づいたのは、意外と世の中甘くないってこと。独身で頑張ってる男達は忙しくて婚活市場になかなか出回らないし、「フェラーリに乗ってるイケメン医師」みたいな男は120%の割合ですでに結婚している。アラサー女をチヤホヤしてくれるのは、暇と、性欲と、家庭では満たされないプライドを持て余した既婚者ばかりでした。
関川くんみたいにオタクっぽくて、真面目でコツコツ頑張っている男性を、正直な話私はずっとバカにしていました。だけど、本当はそういう人が一番安心できるのかもしれない。そして、関川くんはテスラにも乗ってるしそこそこお金持ちです。学生時代に比べたら女の子の扱いにも慣れていて、今ならかなりモテるはず。私にはもったいないくらい。