高畑裕太事件 「不可解な結末」の理由とは (3/4ページ)

日刊大衆

この手の事件では示談話に利用されないように、絶対に示談にしないと被害者側から警察が確認を取るのが大前提です」

 ところが、結果は示談。「しかも、犯行があったとされる、わずか1時間半後、A子さんの知人X氏がホテルに押しかけ、捜査員20人が行き交うフロントで、大声で示談話をしたというんです。県警は逮捕に踏み切る前に、もう少し慎重に捜査する必要があったのではないでしょうか」(前同)

 しかも本誌の調べでは、このX氏は、前述の地元の反社会的組織の現役構成員とはまったく違い、東京に本部を構える別の広域反社会的組織の元構成員。“元”とはいえ、「このX氏は、これまで強盗や監禁容疑で2度の逮捕歴があります。このことから考えるに、示談金を念頭に、X氏が動くことは県警も容易に予測できたはずではないでしょうか」(前出の県警詰め記者)

 ちなみに、「この事件は親告罪とは違います。ですから、示談に関係なく起訴できます。それにもかかわらず、早々に不起訴になったということは、今回の事件は、部屋での“行為”の真相は分かりませんが、少なくとも悪質ではなく、高畑の弁護士が発表した通り、高畑側は“合意”で関係を結んだとの認識と思われます。県警が功を焦ったと批判されても仕方ないでしょうね」(前同)



 さらに、前出の検察関係者は、こう首を傾げる。「実は、高畑が拘束され、逮捕される前、高畑サイドとA子さん側のX氏とが、前橋署の控室で“示談”も含め、謝罪の話し合いをしているんですよ……。警察署内で事件の当事者同士が話し合いをすれば、当然、高畑側にとっては逮捕が頭にチラつき、相当にプレッシャーになるのに、なぜ事件を巡る双方の話し合いを、警察署内で行ったのか、はなはだ疑問ですよ」

 月刊『創』編集長で、ジャーナリストの篠田博之氏も、今回の県警の捜査のあり方に関しては懐疑的だ。「歯ブラシうんぬんは警察がオフレコで語ったことでしょう。事件の悪質性を理解するうえで、非常に分かりやすい。でも、裕太さんが認めてもいないというのに、なぜ、被害者側の言い分を鵜呑みにして、そのまま広報したのか? おかしいですよ。

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