【ノーベル賞受賞2016】大隅良典教授が解明した「オートファジー」 (2/2ページ)
これは、酵母が自分の細胞内のたんぱく質を液胞内に集め、いろいろな酵素を用いて分解するというオートファジーの一過程であったということです。
1993年
大隅教授は飢餓状態においてオートファジーを起こす酵母と起こさない酵母を比較し、オートファジーを起こす遺伝子を確認したということです。 今回大隅教授が研究した内容

オートファジーは酵母だけでなく人間にも共通してあるもので、この働きはがん細胞が増殖していく過程やアルツハイマー病などにおける異常なたんぱく質の集積にも関連していることを解明しました。
これらの病気の病態の解明や治療薬の開発にも、非常に重要な役割を果たすものと考えられます。 過去にノーベル生理学・医学賞を受賞した3名利根川進
遺伝子が動くことによって、たくさんの種類の抗体が人間の体内でつくりだされることを示しました。
山中伸弥
iPS細胞と呼ばれるいろいろな細胞に分化できる細胞を作製したことにより、ノーベル賞を受賞しました。
大村智
寄生虫によって引き起こされる河川盲目症、およびリンパ系フィラリア症の特効薬である「イベルメクチン」の開発に大きく貢献しました。医師からのアドバイス今後、この細胞の持つオートファジーについて研究を進めていくことで、がんの抑制などにも役立てていけるとよいと思います。
(監修:Doctors Me 医師)