食事制限で37%が挫折!ダイエットに最適な炭水化物トップ10
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炭水化物
10月に入り、あと今年も残すところ3か月。イベントが増える年末年始に向けて、いまからダイエットに取り組んでいる人はいませんか?
様々なダイエット方法のなかでも、近年は糖質制限ダイエットが注目されていますよね。
しかし、『マクロミル』が行った調査で過去にダイエットの経験がある1,908人にダイエットに失敗・挫折した理由を聞いたところ、1位が「食事制限が続かなかった」で37%となっています。
ダイエットのために避ける人も多い炭水化物ですが、実はダイエットに向いているものがあります。
今回は海外メディア『The Telegraph』が報じた、ダイエットの味方になる炭水化物をご紹介しましょう。
■1:ポップコーン
おやつには、プレーンのポップコーンがおすすめです。
フロリダ州にあるリップライフスタイル研究所の科学者たちによると、プレーンのポップコーンは食物繊維が豊富で、脂質は低いため理想的なスナックなのだとか。 ポップコーン豆を購入し、フライパンまたはポップコーンメーカーで作るようにしましょう。
■2:ひよこ豆
ひよこ豆は、ヨーロッパや中近東でよく食べられる豆の一種です。サラダに入れたり、カレーや煮込み料理に加えたりします。食物繊維やタンパク質が豊富で、腹持ちが良いためダイエットに効果的です。
■3:玄米
玄米は、籾殻だけを取り除いたお米のこと。
韓国で行われた研究では、一日の一食を玄米と黒米を混ぜたものに変えた女性は、白米を食べた女性よりも体重が減少したそうです。また玄米には、ビタミンB群もたっぷり含まれています
■4:キヌア
スーパーフードで人気のキヌアは、南米アンデス山脈の高地で栽培される穀物。最近では、スーパーでも見かけるようになりましたよね。小粒でプチプチとした食感のキヌアは、お米と混ぜて炊いたり、サラダに加えて食べたりします。
米国内科学会が発行する医学雑誌によると、1日に30gの食物繊維を食べることで、減量に効果があるそうです。キヌアには、1カップに5gの食物繊維が含まれます。
■5:ライ麦クリスプブレッド
クリスプブレッドとは、平たく乾いたクラッカー状のパンのこと。
スウェーデンの科学者によると、全粒ライ麦ブレッドを朝食メニューにした人は、食べる量は減り、より長く満腹感が続いたといいます。朝食や小腹がすいた時には、ライ麦クリスプブレッドがぴったりのようです。
■6:全粒粉パスタ
パスタ料理を作るときには、全粒粉パスタを選択するのがおすすめです。
コペンハーゲン大学で行われた研究では、全粒粉の食事をした肥満女性は、精製炭水化物の食事をした肥満女性よりも体重が減少したそうです。また全粒粉パスタは、低GIのため満腹感が持続し、間食を減らすことができるでしょう。
■7:グリーンピース
マメ科エンドウ属エンドウの未熟な豆であるグリーンピース。よくチャーハンやシュウマイなどに使われますよね。亜鉛が豊富なグリーンピースには、“満腹ホルモン”であるレプチン濃度を高めて、空腹感を抑える効果もあるそうです。
■8:大麦
スウェーデンのルンド大学の研究によると、大麦をスープに加えることで、大麦の食物繊維により、食欲抑制や、糖尿病リスクを減らすことができるそうです。また大麦には、カルシウムも多く含まれています。
■9:サツマイモ
秋に旬を迎える、美味しいサツマイモ。
オレゴン州立大学の研究機関は、サツマイモに含まれるマンガンは、糖質の代謝に関わり、健康的な血糖値を維持することに役立つと報告しています。またサツマイモは食物繊維も豊富で、腹持ちが良い食材です。
■10:オートミール
朝食によく食べられるオートミールは、オーツ麦を調理しやすく加工したもの。
アメリカの研究では、オートミールに満腹感を高める効果があることが判明したそうです。また原材料のオーツ麦には、エネルギーを持続する食物繊維や植物性たんぱく質などがバランスよく含まれています。
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厳しい食事制限を続けると、ストレスも溜まってしまうもの。炭水化物が全てダイエットの敵と考えるのではなく、種類を選んで食事に取り入れることで、食べたい欲求を我慢せずに減量につなげられるはず。
これにエクササイズをプラスすれば、よりダイエット効果が期待できそうですね。
(文/椎名恵麻)
【参考】