天才テリー伊藤対談「衣笠祥雄」(3)これからが広島の大仕事になります (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー 衣笠さんでもCSをナシにしてほしいと思うぐらい、今シーズンの広島はぶっちぎりで強かったわけじゃないですか。そうすると、選手の中に油断みたいなものは生まれませんかね?

衣笠 それはないと思いますね。今のメンバーの中にそういったおごりを持っている選手は1人もいないですよ。何より、今までリーグ優勝した経験がないですから、おごりの持ちようもないんです。

テリー ただですね、優勝を決めたチームはそのあと時間が空くじゃないですか。2位と3位のチームが日本シリーズへの切符を賭けて真剣勝負をしている間、ずっと待ってることになる。そうすると、エンジンが暖まっている分だけ、2位3位のチームが有利な面もあると思うんですけど。

衣笠 確かにその点はちょっと心配ですね。優勝が決まってから約1カ月の時間がありますから、どういうふうにしてコンディションをうまく持ってくるのか。

テリー 難しいですよね。

衣笠 いちばん心配なのは、テリーさんがおっしゃるように緊迫した試合ができないことなんですよ。2位のチームは第1ステージで3位と戦って、「この試合を落としたら終わりだ」という緊迫した試合をして、ファイナルに来るわけです。この緊迫感をうまく作れるか、と言われても、それはまず無理ですよね。

テリー ということは、あんまり早く優勝が決まることは、チームとしてはあまりよくないですね。

衣笠 得策じゃないですよね。だから、CSまでにどういうスケジュールを組むか‥‥広島の首脳陣、監督・コーチにとって、初めての大仕事になると思います。そのあたりにも注目して見ていくと、おもしろいんじゃないでしょうか。

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