その笑顔、本当は怒っているってバレてますよ。無線で (2/2ページ)

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そのしくみのため、例えばマイクロソフトが開発している表情から感情を読み取る技術では、人の演技による表情に騙されてしまう可能性が高いが、『EQ-Radio』は騙されにくいと言える。

そもそも表情など無視しているからだ。

また、心電計のようにセンサーを体に装着してケーブルでつなぐ手間も不要になっていることは、利用できる機会を一気に広げることができるために画期的と言える。


■ 『EQ-Radio』の応用範囲はかなり広い

以上の特徴から、『EQ-Radio』の応用範囲はかなり広く想像できる。

医療での応用では、心電計で計測するような手間が省けるため、より自然な状態で患者の精神状態を計測することができることが期待される。エンターテインメントの世界では、映画会社は観客がどのシーンでどのように心を動かされたか、フィードバックを得られるようになるだろう。

それを応用すれば、例えばゲームも、プレイヤーの精神状態に合わせて展開を変えていくといったよりインタラクティブなソフトを提供できるようになるかもしれない。

また、テレビ番組も、現在のようなおおざっぱな視聴率ではなく、どのCMが好感度が高いか、あるいはどのようなタイミングで流されたCMが不快に思われたかといったことを調査できるようになるかもしれない。

あるいは家電品であれば、居住者の精神状態に合わせて照明や空調をコントロールする製品も登場するかもしれない。

さらに人間型ロボットにこの機能が搭載されれば、人の感情に合わせて会話できるようになるのではないか。

考え出すとどんどん広がるのでこのあたりでやめておくが、『EQ-Radio』が持つ可能性は、かなり大きいと言えそうだ。

【参考】
※ Detecting emotions with wireless signals – MIT News

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