なんともユーモラスな動き、でも、すごいことをしているロボット (2/2ページ)

画像提供:Ghost Robotics社
通常、滑らかな足の動きを実現するためには、ギアやバネを使うが、『Ghost Minitaur』はモーター自体にこれらの機能をもたせることに成功している。
また、足への衝撃もセンサーではなく、モーターが検知する仕組みになっている。例えばドアノブに触れたことも、センサーではなくモーターで検知しているという。
従って、衝撃を和らげたり、俊敏に跳ねたりする動きを、ソフトウェアによって実現することで、複雑な関節機構を搭載しないシンプルなロボットに仕上げている。
そして、『Ghost Minitaur』は搭載されたハイスピードカメラやセンサーによって、周囲の状況を正確に判断しているため、フェンスや階段、ドアを認識できる。
■ 今は滑稽だが、将来化けるかもしれない技術
以上のように、一見無骨で不器用そうに見える『Ghost Minitaur』だが、実はかなり器用にさまざまな環境に適応する能力を秘めている。

画像提供:Ghost Robotics社
したがって、将来的には飛行型ドローンや車輪・キャタピラによる走行型ドロボットなどでは入り込めないような複雑な災害現場に潜り込むこともできるようになるかもしれない。
場合によっては、戦場を縦横無尽に駆け巡る恐ろしい兵器にさえ化ける可能性がある。
今はちょっと笑ってしまうような滑稽さを伴ったロボットが、将来驚くべき実用化に進化しているかもしれないと思うと、『Ghost Minitaur』を見る目が変わってくるのではないだろうか。
【参考】
※ Ghost Minitaur – Ghost Robotics
※ The vivacious, acrobatic Minitaur robot will definitely improve your day | TechCrunch