金正恩攻略を担う「女傑」たちが相次ぎ韓国を訪問 (2/2ページ)
米政界の一部では北朝鮮に対する先制攻撃さえ論議され始めているが、いかに米軍の力が強かろうとも、核兵器を除去するためだけに軍事行動を起こすことはできない。韓国と日本という同盟国のリスクが大きすぎるためだ。
しかし、そこに人権問題が加われば、大義名分は立つ。「北朝鮮ではいまも大勢の人々が国家による虐待に苦しんでいる。早く救わねばならない」との理屈だ。悪い例ではあるが、イラク戦争においてもこうした論法が持ち出された。
いずれにしても、北朝鮮は核兵器を絶対に放棄しないと言っているし、体制が恐怖政治を支えにしている以上、人権侵害を止めることもない。
また米国としても、いったん人権問題に触れた以上、状況が改善されてもいないうちに「北朝鮮の人々が死ぬのは仕方ない」と言って、途中で投げ出すこともできない。
だから、米国の対北戦略の中で核・ミサイル問題と人権問題が交差すれば、「解決策は体制変更しかない」との結論に到達する蓋然性は非常に高いのである。