北朝鮮・金正恩の暴走で「朝鮮戦争」再勃発の危機 (2/2ページ)
「この作戦には、北朝鮮から挑発的な行動があった場合の先制攻撃や、金正恩氏の“除去”が盛り込まれているのです」(前同) 除去とは、つまり暗殺のこと。そのうえ、韓国は北朝鮮との有事に備え、2010年に交戦規定を改め、「敵(北朝鮮)の気配を感じたら、上に伺うことなく攻撃せよ。事後報告で構わない」という方針に転換した。なぜ韓国が、ここまで攻撃的な態度を取るようになったのか。そこには“ある事情”が見え隠れする。
「朴槿恵大統領の国内での求心力が低下して、政権はもはや“死に体”です。外敵である北朝鮮を封じ込めることで、リーダーシップを発揮する意図は十分にあると思います」(前出の辺氏) あと1年ほどになった任期切れを睨み、歴代大統領が辿った暗殺や逮捕など悲惨な末路から身を守るための人気取り、国民世論の形成の狙いもあるという。
北からミサイルが発射された場合、63年の沈黙を破って、38度線が燃え上がる可能性は否定できない。