ミニスカートからすらりと伸びた脚、あこがれますよね。でも、「せっかくダイエットをして体重が落ちたのに太ももが痩せない！」と、悩んでいる女子も多いのではないでしょうか？ 太ももは食事や運動だけでは痩せない、ダイエッター泣かせのパーツです。そんなときは特化したダイエットがおすすめ。太ももをスリムにするコツ、ご紹介します。

■原因

太ももが太くなる原因は、運動部などで鍛えた「筋肉」、太ってついた「脂肪」、たまった老廃物による「むくみ」、骨盤のゆがみなどです。セルライトは皮下脂肪層にできる脂肪の塊。太ももの後ろ側にできやすいので、大学生のうちからケアが必要です。両太ももの間にほどよい隙間の出るサイズ、「身長×0.3（cm）」が理想です。ダイエットを効率よくすることで、理想に近づきましょう。

■むくみ解消マッサージ

太もものむくみは冷えや圧迫、運動不足などで血行不良になり、リンパの滞りや老廃物がたまってできます。マッサージで老廃物を流せば、ほっそりとしてくるはず。「ひざの裏」と「足の付け根（そけい部）」のリンパ節は毎日かるく押すだけでも、循環がよくなりますよ。

・お風呂上りにオイルやミルクを塗る
・足首からそけい部までを、手のひらで包むようになであげる
・ひざ裏を押す
・ひざからそけい部までを、グーの手でこする
・前側と両サイドを、両手でタオルを絞るようにもむ
・後ろ側中央に太いリンパが走っているので、圧を加えながらひきあげる
・足の付け根を外側から内側に、親指で押していく
・足首からそけい部まで、手のひらでやさしくなであげる

マッサージ、リンパ押しは、前、後ろ、右、左と各5回ずつ行ってみましょう。まずは、できそうなところだけでもやってみてくださいね。手を温めてからすると効果もUPしますよ。

■太ももをスリムにするツボ

東洋医学で「経穴」といわれ、気や血液の流れをスムーズにするという「ツボ」。押すだけで、いつでもどこでもダイエットできます。触ると少し痛いところがツボですので、親指やペンの裏などでプッシュしましょう。

＜風市（ふうし）＞

・立って両手を下したとき、中指の位置
・体をあたため、むくみをとる

＜血海（けっかい）＞

・ひざから指3本ほどあがったところ
・血行促進 生理痛改善

＜無名穴（むめいけつ）＞

・太ももの内側の中央
・代謝を促す

むくみが解消され、無理のないサイズダウンが期待できます。

■有酸素運動

太もも痩せには、ウォーキングや水泳などの「有酸素運動」が効果的。脂質の代謝がよくなるので、自宅でも毎日できるといいですよね。テレビを見ながら、「その場で足踏み」をするだけで有酸素運動になります。

・背筋をのばし、太ももを床と並行の高さまで上げ、負荷をかける
・ゆったり息をしながら肘を引くようにふり、足踏みをする

（目安は15分～）

■スクワット

痩せづらい内ももに効くスクワットです。

・背もたれのある椅子の横に立ち、片手を置く
・背筋を伸ばし目線はまっすぐに
・足の幅を肩幅より少し広めにとり、足先はやや外側にむける
・片足だけつま先立ちにし、もう片方はかかとを床につけたままにする
・息を吸いながら、ひざを曲げ軽く腰をおとす
・息を吐きながら、ひざを伸ばす
・足を逆にし、繰り返す

これを、10回繰り返してみましょう。

いかがでしたか？ 着たい服を部屋に飾っておくとイメトレになって、成果が早くでるかもしれません。大学生だからこそ楽しめるおしゃれを、美しい脚で実現してくださいね。

執筆者：吉永光希（ナレッジ・リンクス）
エステティシャン資格を持つ美容ライター