目指せ玉の輿! 江戸時代、女性たちに人気だった「習い事」とは? (2/3ページ)
また、玉の輿を狙うなら楽器が弾けるだけでなく、歌えたり踊れたりすることが重要だったなんて驚きです! 裁縫は苦手ですが、歌や踊りなら私にもできそうです!
■江戸時代の恋愛について梅津: 江戸時代の恋愛についてはいかがでしょうか? 江戸の人たちはどんな恋愛をしていたのでしょうか?
堀口さん: 恋愛は身分が高いほど不自由、低いほど自由でした。例えば武士なんかは家と家の結びつきという公の事情で縁組が決まりますから、親同士の話し合いで結婚が決まりました。当人同士の意思は関係なかったんですね。
逆に庶民は自由恋愛です。連絡手段は基本「お手紙」ですね。男性がラブレターを偲ばせやすくするために、未婚女性の袖がどんどん長くなり、振袖になったという説があるくらいです。
出会いに関しては、まぁ、それぞれのコミュニティの中で年頃の男女がいれば互いに意識して自然に、という感じですね。デートは「寺社参詣」なんかがポピュラーでした。こういうとなんだかお堅い感じがしてしまいますが、当時は寺社の門前町や境内が盛り場化していましたから、飲食店やら出店やら見世物小屋やら、沢山の娯楽があったわけです。お祭りや縁日の時を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
梅津: 着物の袖が長いのには、当時の恋愛事情が関係していたなんて知りませんでした! また、デートといえば「寺社参詣」がポピュラーだったなんて、なんだか風情があっていいですね。今で言う、夏祭りの縁日デートといったところでしょうか。想像しただけでワクワクします。
一方で身分の高い人は親の決めた相手と結婚していた事実も……。現代の日本ではあまり考えられないことですが、逆に自由すぎる恋愛スタイルが、「晩婚化」や「非婚率の増加」にも繋がっているので、どの時代に生まれても、「一長一短」な面があることを改めて実感しました。
江戸時代の婚活事情、いかがでしたか? 昔も今も「結婚」のために、女性が涙ぐましい努力をするのは変わらないんですね。ちょっと安心するのと同時に、自分も婚活がんばろう! と勇気をもらえました。