北朝鮮、タンザニア船籍で制裁破り (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

アフリカの船舶事情に精通した情報筋が米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、TZIRSは2016年6月以前に登録した外国船舶の船籍はすべて抹消したと主張しているが、現状も承認件数、抹消件数も何一つ明らかになっていない。

タンザニアは、アフリカ本土のタンガニーカと、インド洋に浮かぶザンジバルの2地域からなる連合国家で、ザンジバルには独自の憲法、政府、議会があり、大統領もいる。外交、国防などを除く多くの分野で広範な自治権を認められている。そのため、ザンジバルには中央政府の監督が行き届かないシステムとなっている。

北朝鮮当局は、連合国家特有の体制、1隻2〜3万ドル(約208万円〜312万円)の手頃な登録費に目をつけて、同所での登録を行っていたものと思われる。また、ザンジバル自治政府は、パナマやリベリアのような便宜置籍船国として、北朝鮮船舶の登録を受け付けて、税収増大を狙っていたものと思われる。

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