フジのドラマで爆死は影響なし?ドラマ業界に広がる”俳優無罪”の風潮 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■フジドラマで爆死するということ

 今まで、低視聴率でドラマが終わると、主演の役者は致命的なダメージを負い、低視聴率のレッテルを貼られることになっていた。ところが最近のフジテレビのドラマに対しては、役者へのダメージが比較的軽いらしいと、芸能関係者は話す。

「ここ最近のフジドラマへの批判の大きな特徴として、出演者ではなく、脚本や演出など、ドラマの内容へのダメ出しが多いですね。4月期の月9『ラヴソング』では、ヒロインの藤原さくら(20)の吃音や設定性格にケチがついていました。もちろん、主演の演技にも批判は集まりますが、それも消し去ってしまうほどの内容のチープさ、古臭さ、矛盾が話題になってしまう。実績のある福山雅治(47)や松嶋菜々子(43)などの大物がフジドラマで低い数字を出しても、役者への大きな批判は集まらず、『フジに関わったから』と世間から同情される始末です」

 そこで、得をするのが、他局のドラマ制作だ。

「今や業界内では、フジのドラマは爆死が当然、と言われています。本来なら、低視聴率を取った役者は起用しにくくなるのですが、フジドラマで低視聴率をとった役者は、他局のキャスティング候補からはあまり外れません。しかも、一度商品価値が下がった役者。テレビ局としては、配役や待遇など、製作陣に有利な条件でオファーを出すことができます。役者もネガティブイメージを払しょくしたいため、条件を飲むしかない。今までは主演しか受けなかった高額ギャラの役者を、脇役や安めのギャラでくどき落としやすい状況が生まれつつある。フジドラマ主演の役者は、他局にとっておいしい物件になっているんです」(前出・関係者)

 完全一人負け状態のフジドラマ。もうすでに他局の食い物にされる状況ができつつあるようだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
「フジのドラマで爆死は影響なし?ドラマ業界に広がる”俳優無罪”の風潮」のページです。デイリーニュースオンラインは、レディ・ダ・ヴィンチカインとアベルTOYOTA視聴率フジテレビエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る