生後1カ月の赤ちゃんの様子を教えて!お世話・健診などを解説
生まれたばかりの頃は弱々しかった赤ちゃんも、生後1カ月もたつとその様子もどんどん変わってきます。
それに伴い、検診や外へのおでかけなど新しいイベントもあり、また新米ママさんもいくぶん育児に慣れてくる頃でしょう。そんな生後1カ月にまつわる疑問やアレコレをまとめてみます。
□赤ちゃんは1カ月で約1キロ程度成長します。他にもさまざまな変化が…
□大切な1カ月健診。チェック項目はいろいろ
□生後1カ月ころからはお世話も少しづつ変わっていきます生後1カ月の赤ちゃんはどんな様子? 生まれてから約1カ月の間に、赤ちゃんはどのくらい成長しているでしょうか。
身長・体重
厚生労働省の平成22年乳幼児身体発育調査によると、生後30日の赤ちゃんは以下の通りになります。
<男子>
体重:3.00~5.17キロ
身長:48.7~57.4センチ
<女子>
体重:2.90~4.84キロ
身長:48.1~56.4センチ
数値に開きがありますが、目安としては出生時よりも体重が1キロ前後、身長が5センチ程度増えているくらいと考えるのがいいでしょう。
赤ちゃんの様子
身体に脂肪がつきはじめ、ふっくらとした体形になってきます。また筋肉も付き始めることから、脚や手をバタバタさせたりと動くことも増えてきます。
首はまだ座っていませんが、うつ伏せにすると少しの間頭を持ち上げることができるようになります。(ただし長時間うつ伏せにしたままにはしないでください)
徐々に五感が発達してきます。特に視力はぼんやりとしか見えていなかったものが見え始め、目で追いはじめたり、視野が広がってきます。授乳中に目が合うこともあります。
表情も豊かになってきて、かわいらしさが増してきます。
生後1カ月の赤ちゃんの生活は? 睡眠時間
生まれたばかりの時は寝てばかりいた赤ちゃんも、徐々に起きている時間が長くなってきます。だいたい1日の平均睡眠時間は14~17時間ほど。
まだ昼と夜の区別がついていないので、昼夜逆転の生活もあるでしょう。ママは赤ちゃんと一緒に昼寝をするなど、なるべく一緒に休むようにしましょう。
授乳
生後1カ月にもなると、徐々に授乳も軌道に乗り始めるころです。
・母乳の場合
赤ちゃんが泣いたら何度でもあげてかまいません。このころはまだ、日に10回以上も授乳…という場合もよくあります。無理に時間をあけようとしたりしなくても大丈夫です。
母乳が足りているかどうかは、赤ちゃんの体重の増え方や、おしっことうんちがしっかり出ているかなどでわかります。
・ミルクの場合
ミルクは腹持ちがいいので、このころには授乳間隔が3~4時間ほどあくようになってきているかもしれません。この頃の1日のミルク量は個人差も大きく、ミルク缶に書いてある量はあくまで参考程度で構いません。
飲んでも飲み足りないようなら飲ませて大丈夫です。また、あまり飲まなくて心配になるときでも、赤ちゃんの体重が増えていれば大丈夫です。生後1カ月の一大イベント、1カ月健診1カ月健診は、赤ちゃんの成長具合やママの身体の回復状態などをチェックしてもらう重要な健診です。必ず受けるようにしましょう。
主な健診内容
・体重、身長、頭囲、胸囲など身体測定
カウプ指数(肥満度のチェック)や1日の体重増加量などをみます
・身体のチェック
大泉門の閉じ具合や、おへその乾燥具合など、さまざまなチェックをします。
・原始反射のチェック
モロー反射や原始歩行などのチェックをします
・先天性の病気のチェック
心臓などの病気がないかチェックします
・黄疸
特に母乳の場合には黄疸が残っている場合があります。
・股関節脱臼の有無
股関節の開き具合を確認します。
・ビタミンKシロップを飲む
ビタミンK欠乏症の予防のために補います。
・母乳やミルクの飲み具合や日々の様子などをチェック
心配なことなどはこの機会に相談してみましょう。
お母さんの健診内容
・健康状態のチェック
体重測定や血圧などを測定します。
・子宮の戻り具合をチェック
エコーなどで子宮をチェックします。
・悪露(おろ)の量をチェック
産後徐々に少なくなってくる悪露の状態を問診されます。
・授乳に関してのチェック
母乳育児の場合には授乳の様子をチェックしてもらいます。生後1カ月ころからのお世話お風呂
これまではベビーバスでの沐浴だった赤ちゃんも、問題がなければお風呂デビューができるころです。ですが、赤ちゃんを抱っこして入るお風呂は大変ですし、初めての時には何かと勝手がわからず戸惑ってしまうもの。
タオルや着替えなど、入浴前後の準備などをしっかりと用意しておきましょう。また、市販のお風呂用ベビーラックなどもありますので、うまく活用しましょう。
外出
赤ちゃんとの初めての外出が1カ月検診であることが多いでしょう。このころから天気がいい日などには外気浴もいい刺激になります。
ただし、まだまだ赤ちゃんは未熟な時期ですので、長時間のお出かけや人混みなどへの外出はなるべく控えた方がいいでしょう。
服装
すこしずつ動きが大きくなってきますので、下着は長肌着などめくれやすい物よりも、裾がとまるコンビ肌着タイプなどがおすすめです。
同じように服もベビードレスなどよりもはだけないカバーオールなどがいいでしょう。
また、服の枚数は基本的にはお母さんと同じで大丈夫です。タオルケットなどをかける場合には1枚減らしてもいいでしょう。生後1カ月の時のお母さんについて悪露もほぼなくなり、検診で医師から「通常の生活に戻っても大丈夫です」と言われれば普通の生活に戻れます。
ですがいまだ夜間の授乳も続いていますし、体力的にはつらい部分もありますので、無理はせずに赤ちゃんとできるだけゆっくり過ごしましょう。
産後はさまざまなトラブルもありますし、完全に身体が戻るのは産後6カ月頃ですので無理は良くありません。
産後はホルモンバランスの関係で心理的にも不安定になりやすいですし、育児につかれて心理的につらい時には周囲に助けを求めるのも肝心です。生後1カ月の育児はまだまだ大変! いかがでしょうか? 生後1カ月は赤ちゃんの成長がいろいろと気になりますし、日々のお世話もまだまだ大変です。
育児に一喜一憂することもありますが、日々成長していく赤ちゃんと一緒にママも成長していきます。
まだまだ無理はせずに、日々の育児を楽しめるといいですね。
(監修:Doctors Me 医師)