4月からの新社会人生活に伴って気になるのが、仕事着。よくオフィスカジュアルという言葉を聞きますが、どのような服装がオフィスカジュアルと呼べるのかは仕事環境によっても異なります。特に女性のオフィスカジュアルは男性のファッションよりも幅広く、入社後に何を着ていけば良いのか悩んでしまったという先輩も多いのではないでしょうか？ そこで今回は女性のオフィスカジュアルについて紹介！ 入社前に気になる疑問を解決していきましょう。

◆まずは自分の会社のオフィスカジュアルの定義を確認！

明確な定義があるわけではありませんが、基本的にはかっちりとしたスーツよりも、やわらかくカジュアルダウンした仕事場での服装のことをオフィスカジュアルと呼びます。ポイントはカジュアルすぎず、あくまで仕事場での服装として清楚に着こなすことです。勤め先でどこまでカジュアルダウンしてもいいかは、その会社での定義によります。女性であればパンツやタイトスカートにシャツやジャケットを組み合わせるスタイルが一般的ですが、会社によってはスーツのジャケットを脱いだだけ程度にとどまったり、一方でシャツにジーパンでも大丈夫なところも。先輩社員の服装を確認して、自分の会社のオフィスカジュアルの定義を確認しましょう。

◆女性のオフィスカジュアルのNGポイント

きっちりとした私服、という印象のオフィスカジュアルですが、女性ならではのNGポイントもあります。まず会社にもよりますが、デニムやサンダルなど、カジュアルすぎるコーディネートは禁物です。露出も多すぎると、だらしない印象を与えかねないので控えましょう。またあくまで仕事着である以上、諸語途中に着崩れするような服も外しましょう。赤や青、緑などビビットカラーや蛍光色などの派手な色合いの服装も、ビジネスシーンにおいては不快な印象を与えかねません。また、何よりも清潔感が大切です。私服といっても、人の目に触れる際に着るものであることを意識して選んでいきましょう

◆きちんと見えするおすすめアイテム

会社によっては極めて自由な社風で、オフィスカジュアルの定義がつかめず、入社して間もないころはどの程度崩してもいいかわかりにくいものです。まずは先輩女性社員などに伺いながら、無難なものからスタートして、徐々にバリエーションを増やしていくといいでしょう。まずトップスはなるべくすっきりとしたデザインのものを選びましょう。緩すぎてもタイトすぎても違和感を与えてしまいます。スカートは必ずひざ丈のものを。ミニ丈などの膝が見えてしまうのはビジネスシーンにはふさわしくありません。またパンツであれば、長めの丈の動きやすいものを選びましょう。近年のストレッチパンツなどがおすすめです。

◆必ず持っておきたい！ 万能アイテム

どんなに困っても、とりあえずこれを着れば形になるという女性オフィスカジュアルの定番アイテムもあります。まずは白のブラウス。清潔感があってどんな服装にもコーディネートしやすい万能トップスです。襟の有り無しに注意しましょう。ヒールの高すぎないシンプルな黒のパンプスは、一足あるだけでコーディネートがかなり楽になります。また黒やネイビーのジャケットも何にでも合わせられて便利です。これらをあらかじめ会社のロッカーなどに入れ置けば、いざという時も困らずに済みます。

◆さいごに

オフィスカジュアルが一般的になって久しい今、特に男性に比べて女性のファッションはオシャレなものも増えて着る側も見る側も楽しい気分にさせてくれます。今後もさらにフォーマルな場での服装の垣根が低くなっていくのかもしれませんが、相手に違和感を与えてしまっては元も子もありません。あくまで仕事場での服装であることを忘れずに、TPOをわきまえたコーディネートを心がけましょう。オフィスカジュアルを楽しめれば、毎日の仕事も楽しい気分で取り組めるはずです。ぜひ、まわりの女性社員を参考に、オフィスカジュアルファッションに慣れていきましょう。

文・学生の窓口編集部