コート・ダジュールの女王、南仏ニースで「天使の湾」の絶景を楽しもう (2/3ページ)
ちょうど、フランス領の離島、コルシカ島への船が出航するところでした。
港と反対側に見えるのが、ニースのビーチと旧市街の風景。
ニースの海がこんなにも碧いなんて、知っていましたか?「コート・ダジュール」とは、「紺碧海岸」の意味。その名にふさわしく、碧く透き通った海が美しく弧を描く景色は感動的です。
ニースの海岸線は、その美しさから「天使の湾」とも呼ばれています。海の色と、芸術的なまでの海岸線の曲線を見れば、そう呼ばれるのも納得できるはず。
市街地のほうを見渡せば、一面に歴史的建造物、ホテル、別荘などが広がっており、「リヴィエラの女王」の異名にふさわしい貫禄が感じられます。
海沿いから一歩内側に入ったところには、ニースがイタリアの王国の支配下にあったころの面影を残す、パステルカラーの建物が並ぶ旧市街が。オレンジ屋根のあいだから、ところどころに教会の塔が頭をのぞかせる風景はなんだかノスタルジックです。