戦犯は三代目JSB岩田剛典?菅野美穂の「砂の塔」が惨敗スタートのワケ (2/2ページ)
■拭いきれないヤンキー臭
ただ、制作側の意図はいささか的外れと言わざるを得ないだろう。なぜならファンならいざしらず、「岩田剛典」という名は世間一般ではまだなじみが薄い名前だからだ。
そもそも岩田が所属する三代目JSBは6月に発表されたオリコン2016年上半期ランキングの「アーティスト別トータルセールス」部門で1位(総売上額76,9億円)に輝いたのも、違った仕様のCDを何枚も買わせての結果だ。
「ファンしか見ないEXILE」という評判は、彼ら一族が総出演した映画『HiGH&LOW』の興行収入が2週目で大幅に減ったことからでもわかる。
「ファンからも糾弾された『ヤンキー臭』から脱しようと、テレビ出演でもよりスマートで、あまりイカつくないファッションで出ています。が、一度ついてしまったイメージからはなかなか脱することはできないでしょう」(前出・芸能関係者)
そんなEXILEの将来はもちろんだが、悲しいのは岩田の俳優としての使われ方だろう。彼の演技はキャリアのわりにはそれほど酷評されていないだけに、今後も俳優として活躍する場も多く目にするだろうが、制作側が、単なる「客寄せパンダ」として使い続けるのであれば、それはあまりに酷というものだ。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。