2020年パラ五輪へ「障がい者こそオシャレが必要」骨折3カ所の道端アンジェリカの復帰劇 (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

リオパラリンピック陸上走り幅跳びの日本代表、鈴木徹は、YUKIMI KAWASHIMAのデザインした羽根つきの衣装を来ながら登場。義足を付けたまま、高飛びをし、1000人の観客を沸かせた。競泳女子200メートル背泳ぎでアルビノの笠本明里は色白さを生かしたカラフルで幻想的な衣装を披露した。

 現在、障がい者用のファッションブランドでは、銀座三越へ店舗出店する車いす用のピロレーシングが知られるが、ブランド数や種類は健常者のそれに比べると圧倒的に少ない。障がいの形は人それぞれだが、オーダーメイド服は値が張る。高齢化に伴う社会保障費の自然増年五千億円以内に圧縮により、障がい当事者が受ける介護サービスの質は低下。「生活が苦しく、服にまで手が届かない」という声は多い。

「その中で気軽に取り入れやすいのは既存服のリメイク」と、障がい女子のためのファッション誌「Co-Co LIfe女子部」の読者モデルたちは、四肢欠損症、こびと症などそれぞれの障がいにあわせたリメイク服を披露した。 

 司会を担当したラジオDJの山本シュウは「障がいがある人にはお直し無料が当たり前になって欲しい。贅沢やない、ファッションは人権やから」と強調した。

 今年4月から「障がい者差別解消法」が施行され、企業や行政には障がい当事者が差別と感じる事例をなくす事が義務づけられている。しかしまだまだ各業界で取り組みが進んでいるとはいえない。障がい者とその家族の割合は六人に一人。高齢化が進めば、さらに多くの人にとって障がいとの関わりは日常となる。全てを業者負担にするのではなく公的な補助も取り入れるなどの工夫もしながら「オシャレのバリアフリー化」が求められている。

Written Photo by 増山麗奈

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