《医師監修》賛否を呼ぶ医療用大麻 海外の実用化からみる日本の課題 (3/3ページ)
また、カナダ・バンクーバー市内では医療用大麻を販売している店舗が400店舗もあるといわれています。
オランダ
オランダは大麻が合法とされている国で、処方箋がなくてもコーヒーショップなどで簡単に大麻を購入できるようになっています。医療用大麻の利用に関する日本の課題■いわゆるドラッグとしての大麻はだめで、医療用大麻は可能、といった線引きをどのように行うのか
■処方された大麻が必要としない人にまで嗜好品として流通されてしまう可能性はないか
上記のように、実際利用するにはいくつかのハードルがあるのが現状ですが、強い神経障害性疼痛などで、それ以外の痛み止めの選択肢が乏しい患者さんもいらっしゃるので、そういった方の手元には一刻も早く届くようになってほしいです。医師からのアドバイス大麻というと、どうしても違法ドラッグのイメージが日本では強いように思いますが、国によってはマリファナ自体合法となっているところもあり、実際に私たちの脳や体に与えるダメージはそれほど大きくないともいわれることがあります。
ただ、違法ドラッグの一種として隠れて使用する人がいたり、そのトリップする感じを味わうためだけに頻回にマリファナを使用する方がいらっしゃるのも事実です。
さまざまな側面から多角的に考えて、今後の方針を打ち出していくことが大切ですが、今回の逮捕で注目を集めている問題で、医療上本当に必要な方に医療用大麻が届くタイミングが遅くならないと良いと考えます。
(監修:Doctors Me 医師)