ウォシュレットを盗難?中国人観光客による”泥棒旅行”の実態 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 上述の二つの事態に対し、「こんな奴らは外国に行くな!中国人の恥だ!」、「(外国で)中国人とばれたら差別されそう。これから海外旅行に行く時は台湾人や香港人になりすましたい」、「これじゃ中国人が海外で差別されてもしょうがない。悲しい民族だ」、「便座を持ち帰るなんて汚いな!」、「大きなウォッシュレットを盗むなんて、我が同胞も度胸があるよね」、「窃盗は犯罪だけど、これも抗日のためですか?」などと、自国民のマナーの悪さに対し皮肉を言ったり怒りを訴える意見が多く寄せられました。

 一方、偏狭的な反日層からは「捏造だ! 普通美術館では絵画をガラスで囲っているじゃないか!(中国の一般的な展示方法)」「中国人を貶めようとする連中の仕業」と弁解じみた擁護意見が寄せられたのです。

 現在、中国では個人旅行者向けの観光ビザが緩和されており、今まで団体ツアーに組み込まれていなかった日本の施設に、今後多くの中国人が訪れることが予想されます。

 その際、古民家や寺社の建物に落書きするなど中国人たちが悪質ないたずらを行うことを僕は不安視しています。日本の観光庁は警察や入国管理局と連携して中国人観光客の個人情報を綿密に把握し、犯罪を行う可能性のある人物には永久的な入国禁止措置を適用するべきだと思います。

著者プロフィール

漫画家

孫向文

中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の33歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。新刊書籍『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)が発売中。

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