【学窓総研】恋をしたらなんで聴きたくなるの? 大学生世代に西野カナとYUIのCHE.R.RYが支持される理由 (2/4ページ)

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回答者の多くはまだ小学生なのに、よく心に刻まれていますね! 世代を超えた恋ウタと言ってもいいのではないでしょうか。一方で西野カナさんは「トリセツ」「if」という具体的な曲名をあげる人より、名前そのものを推す人が多かったです。この違いって何でしょうか?

こういうときは、データサイエンスを用いて検証してみると、違いが生まれる原因がはっきりわかります。「KH Coder」というフリーソフトを使って分析してみましたので、その結果をご紹介しましょう。

■YUIさんのCHE.R.RYが支持される理由って?

まず「CHE.R.RY」の歌詞を分析してみました。頻出単語を見てみると、上位に「メッセージ」「恋」「送る」「指先」という単語が登場することがわかりました。「CHE.R.RY」は、メールで告白するドキドキ感が歌詞から伝わり、とても共感できますよね。それを表す言葉が「メッセージ」「送る」「指先」という頻出単語として登場しています。今で言うなら、LINEでメッセージを送って既読がつくまでのソワソワ感と同じかもしれません。だから、今の大学生からも支持を得られたのではないでしょうか。時代を超えても愛される歌には「共感」というヒントが隠されているのかもしれません。

さらに、2005年のメジャーデビューからの7年間に発売されたシングルA面21曲の歌詞をわせて分析してみました。YUIさんの歌詞で特徴的なのは「生きる」(登場回数20回)「夜」「場所」(13回)といった単語が多く出る一方で、「好き」(3回)が少ないことです。また自分自身のことを「私」(0回)と呼ばず「あたし/アタシ」(18回)と呼ぶのも特徴的で、YUIさんはロック性の高い歌詞を歌っていることがわかります。そんな中で「CHE.R.RY」だけは他歌詞と比べて「恋」という歌詞が多く登場します。いつもピンとした女性の、たまに見える可愛らしさ……でしょうか。

以下の図は、YUIさんの歌詞を「KH Coder」の対応分析で分析してみた結果です。いくつかの歌詞群の中でも「CHE.R.RY」が離れていることがわかりますよね。

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