咳止め薬を飲むその前に! 知っておくべき咳と薬の種類 (2/3ページ)
麻薬性鎮咳成分
パッケージを見て「リン酸コデイン」、または「リン酸ジヒドロコデイン」という成分が確認できた場合に該当します。
「麻薬性」という文字が表すように弱い依存性があるため、むやみな使用は避けるべきです。麻薬性鎮咳成分が入った咳止め薬は、比較的効果が高いことが特徴です。
非麻薬性鎮咳成分
「ノスカピン」、「塩酸ノスカピン」、「臭化水素酸デキストロメトルファン」、「ヒベンズ酸チペピジン」、「クエン酸チペピジン」、「リン酸ジメモルファン」、「塩酸クロペラスチン」、「フェンジゾ酸クロペラスチン」等の成分が該当します。
「非麻薬性」のため、依存性はありません。麻薬性鎮咳成分に比べて効果は低めであることが特徴です。咳止め薬は症状に合わせて選ぶ湿性咳嗽か乾性咳嗽か、また個々の疾患によって使用する咳止めは変わってきます。大まかにわかりやすく考えると以下のようにとらえることができます。
湿性咳嗽の場合
・非麻薬性鎮咳成分の入った咳止め薬
湿性咳嗽で痰がひどい場合には、去痰薬とよばれる痰の症状を緩和する薬と併用すると良いでしょう。
乾性咳嗽の場合
・麻薬性鎮咳成分の入った咳止め薬
ちなみに乾性咳嗽は単なる風邪以外の疾患である可能性もあるため、医療機関で診てもらうことをおすすめします。できるだけ薬には頼りたくない! 咳止めに有効な方法1できるだけ薬には頼りたくないという人もいるでしょう。また、そもそも小さな子供は薬を飲めない場合もあります。
そんな時のために、咳止め薬に頼らなくても症状を緩和する方法をいくつかご紹介していきましょう。
まず重要なのは、喉を「温める」ことと「湿度」を保つことです。マフラーのようなもので喉周りをあたためて、暖かいものを飲みましょう。
絶対にやってはいけないのが、冷たい飲み物です。冷たいものを摂ると喉の器官が収縮され、結果として咳が酷くなる場合があります。
また、加湿器などを使いながら、部屋を乾燥させないようにしておきましょう。