メリー喜多川の誤算?ジャニーズ主演ドラマが大コケ連発の”焦燥感” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■”飯島メソッド”を踏襲するジャニーズの苦悩

 ジャニーズ事務所には、脇役から主役へのグレードアップはあっても、その逆はないとの慣例があった。この原理原則のもと、人気タレントは主演以外の作品はほとんど出演していなかった。しかし、それを破ったのが飯島女史だった。

「飯島さんは、主演だけではいつまでも続かないとSMAP・稲垣吾郎(42)を脇役路線で売っていこうと決意し、映画『十三人の刺客』(2010年)に単独脇役として出演させました。そして演技が高く評価され、多くの賞を受賞。先日もスペシャルドラマ『特命指揮官 郷間彩香』(フジテレビ系)で重要な役どころを演じており、名脇役としての地位を確立しました。同じように香取慎吾(39)も脇役路線にしようと考えていたようです。ただ、こういった考えは、『ジャニーズはあくまでスターであって、主演である』というメリー喜多川副社長(89)の反発を招く一因にもなっていたようです(前出・記者)」

 かつての飯島手法をジャニーズは踏襲していくしか術がないとは、なんとも皮肉だ。ただし、若手を何が何でも売り出したいだけの猿真似戦略で結果が伴うのかは疑問である。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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