変わらないものなんて、この世には存在しないのかもしれませんーー。なんておぼろげなことを言ってみましたが、今回は「女子が浮気を考える瞬間」のお話です。

男子の浮気話に比べて意外なほど少ないのが、実はこのテーマ。「女子の浮気話」は同性同士で話をする機会が少ないことや、浮気のつもりが本気になってしまうパターンが多いことから、表立って語られることが少ないように感じます。

世の女子たちは、どんなときに浮気を考えるのでしょうか？

女子が浮気に踏み出してしまう瞬間のうち、もっとも多いのはこんなキッカケではないでしょうか？　カレよりイケメンだったり、優しかったり、気遣いができたり、言動が大人に感じられたり……。そんな魅力的な男子に出会ってしまったが最後「もしかしたら、いまのカレより居心地のイイ恋愛ができるのかも！」なんて思ってしまいそうですね。

しかしこれだけじゃ、おいそれと浮気に踏み出すことは少ないハズ。その恋のよろめきの裏側には、カレへの不満や、ふたりの未来についての不安が影をひそめているのかもしれません。そしてそんな「満たされない気持ち」を抱えているときほど、隣の芝生が青く見えてしまうものなのです。

もしあなたが浮気したくなったら、それは「カレとの関係を修復するべき時期」を迎えているということなのかもしれませんね。

別々に暮らしているカップルはもちろん、長い時間をともにする同棲カップルならなおのこと、カレからの愛情不足に不満をおぼえる時期が来るはず。

ご飯を作ってもお礼ナシ、おはようやおやすみの挨拶もナシ、さらにはデート頻度も減っていき……。「付き合い始めのころは、あんなに優しかったのに！」「もう私のこと、大事に思ってくれてないの？」と悲しくなってしまうこともしばしば、ではないでしょうか？

ここで愛情を深めるようなデートや、お互いの気持ちを伝え合う時間を取れると良いのですが、相手に取りつく島もナシなら、もはや打つ手にさえ困ってしまいますね。「こんな寂しさを抱え続けるぐらいなら、いっそ浮気を楽しんだほうが……？」なんて考えが浮かぶのも、仕方のないことかもしれません。

こちらは何ともデリケートな話題。そのため友達に打ち明けてストレス解消というのも、すこし難しいものかもしれません。

セックスの好みが合わないという悩みから、愛情の感じられない自己中心的なセックス、また何度言ってもコンドームをつけてくれないなど、笑い飛ばすにはいささか重たい事情もありそう。

気持ちのうえではもうほぼ別れることを決めていながら、カレ本人にその気持ちを伝えていないというケースです。つい順序を間違えて、先に新たなカレと関係を持ってしまうことも。

本人がそれを良しとしているなら、第三者がそれを咎めるのは難しいもの。けれど物事の順序は踏まえておいたほうが、あとに起こりうるトラブルを最小限に抑えられるのではないでしょうか？

文：カサイユウ

「この記事について」
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