大腸がんリスクを検査で低減しよう!大腸内視鏡検査のススメ《ガッテン!》
2016年10月26日(水)にガッテン!で放送された「大腸がんにならないぞSP」では、大腸がんにならないために利用できる検査などについて特集されておりました。
年間5万人の命を奪う大腸がんですが、正しい検査を行えば早期発見や事前の予防が可能となります。
そこで今回は「大腸がんのリスクを検査で低減!大腸内視鏡検査のススメ」について、番組で放送された内容に沿って医師に解説していただきました。大腸内視鏡検査とは
大腸カメラなどともいわれるもので、肛門から内視鏡を挿入し大腸内部の様子を見るものです。
盲腸から直腸に至る大腸全体を見ることができ、大腸がんやポリープなどの病変を観察できるほか、生検用の組織を採取したり、ポリープなどを切除したりすることもあります。
《大腸内視鏡検査でわかる疾患》
・大腸ポリープ
・潰瘍
・大腸がん
・大腸憩室
・炎症
《大腸内視鏡検査の費用》
便潜血が陽性であったり、排便の問題や下血などがある場合は健康保険を使うことができることが多く、1万円前後から3万円程度の自己負担で受けられることが多いです。
それ以外に、特に症状がなく自費で受ける場合は、3万円から9万円くらいかかる場合があります。大腸内視鏡検査の際に目をつむると腸が開く?目をつむることによって、光や検査の機械などが目に入らず、緊張感がうすれてリラックスし、楽に受けられるといわれています。
一方、上部の内視鏡の検査の時は反対に目は開けておくように言われることがあるようです。 大腸内視鏡検査前の下剤による大腸のリセット《下剤による大腸のリセットを行う目的》
下剤を用いて大腸内にたまっている便を取り除き、大腸粘膜を見やすくすることが主な目的です。
《用いられる下剤》
市販されていない専用の下剤を用いることになります。「ニフレック」などが良く用いられます。2リットルの液状のものです。
《下剤による大腸のリセットによって得られる効果》
・その後のお通じの状態が良くなる
・肌荒れが治る
・体重が増えにくくなる
・食事をおいしく感じるようになる大腸内視鏡検査後に腺腫の有無を聞くべき理由
《腺腫とは》
腺腫は良性のポリープの一種ですが、1~5%程度将来的にがん化していくことがあるといわれています。
《検査後に腺腫の有無を聞くべき理由》
腺腫の有無が、将来的な大腸がんのリスクとある程度創刊していると考えられるためです。
《大腸内視鏡検査で腺腫を取り除く方法》
通常は内視鏡の先に刃のついた器具を用いて切除することができることが多いです。 大腸がんになりにくいタイプ、なりやすいタイプ
50歳で大腸内視鏡検査を受けて腺腫がない場合、比較的大腸がんになりにくい体質であると考えられます。通常の検診項目である便潜血の検査を毎年受ける程度でよいでしょう。
大腸がんになりやすいタイプ
50歳で大腸内視鏡検査を受けて腺腫がある場合、将来大腸がんになる可能性が比較的高い可能性があります。
主治医と相談の上、1~数年おきに大腸内視鏡検査を受けるなどしたほうが良いかもしれません。大腸がんになりやすい体質を改善する生活習慣

◎運動習慣をつける
◎食物繊維をとる
◎禁煙
◎アルコールを飲みすぎない
◎便秘をしないように気を付ける便潜血検査とは

便をサンプルとして調べることによって、便中に血液が含まれていないかどうか検査を行います。
《便潜血検査で陽性となる疾患》
・大腸がん
・痔
・炎症性腸炎
・大腸ポリープ
・潰瘍
《便潜血検査の費用》
金額は自治体の補助や年齢などによって異なりますが、1,000円から2,000円程度と考えられています。番組で紹介されていた便潜血検査のコツ正しく保管する
便に血液が含まれていても、あまり高温で保管してしまうと便中の細菌に分解されて、検査が正確に行えない場合があるので、暑い季節は冷蔵庫など涼しいところで保管するようにする。
2回分提出する
一回の検査ではがんが見つからないこともあるので、きちんと定められた通り二回分提出する。 医師からのアドバイス大腸がんは近年増えているがんの一つです。進行は早くないことが多いので、毎年きちんと検診を受けて、大腸がんで命を落とすことがないように心がけたいです。
(監修:Doctors Me 医師)