躁鬱病って知ってますか? 心身に現れる不調とその原因について (3/3ページ)
鬱状態
鬱状態になると、躁状態とはうって変わって周りから見てもハッキリわかるくらいの落ち込みが見られるようになります。涙もろくなったり表情が沈んでいたり、呼びかけに対する反応が鈍くなったりします。
また、お酒の量が増えたり、落ち着きがなくなるといった傾向も見られます。
自覚症状としては、何をしても楽しめず、イライラとして、疲れているのに眠れなかったり、最悪の場合には、死にたくなったりもします。躁鬱病の治療法について教えて下さい! 薬物療法
躁鬱病の症状は非常に多岐に及んでいるため、薬の選定にも困難がともないます。また、根本的に躁鬱病の時の躁状態と鬱病は異なるので、鬱病に対する薬は効果がありません。
症状変化を見守りながら、薬の種類や量を見定めていくこととなります。
精神療法
精神療法と聞くと、いわゆるカウンセリングを想起しがちですが、躁鬱病の治療に必要なのはカウンセリングではありません。
悩みを聞いたり原因の究明をするのではなく、躁鬱病の患者さんが自分は病気なのだと受け入れ、病気に向き合うことで、気持ちをコントロールすることが大事なのです。躁鬱病を治すために重要なこと再発の防止
躁鬱病は躁状態と鬱状態を繰り返す病気なので、なによりも大事なのは再発を繰り返さないようにすることです。
躁状態の時には病気の自覚がないため、病院でも鬱病と判断されて治療がおこなわれることがあります。
ただ、鬱病と躁鬱病の鬱状態は全く別個のものなので、まずは躁鬱病と認識することが最優先されます。そして、躁状態の時にも治療を行うことが重要となります。あなたの身の周りにはいませんか? もし、あなたの身近な人に今回紹介したような症状が見られたら、それとなく病院を受診することを勧めましょう。
躁鬱病は治療が遅れると悪化してしまうため、本人に病気と認識してもらうことが一番大事です。
(監修:Doctors Me 医師)