自分一人じゃわからない? 友達や家族から「自己分析」のアドバイスをもらった就活生は約5割!

就活スタイル

就活における自己分析は、本当に自分の分析が当たっているのか不安になるもの。自分の人生を決める重要な時期だけに、できる限り正しい分析結果を! と躍起になってしまうこともあるでしょう。みんなは自己分析をする際、他人からのアドバイスをもらったことがあるのでしょうか。今回は就活を経験した社会人のみなさんに聞いてみました。



Q.「自分とはどういう人か?」他人から自己分析のアドバイスをもらったことあった?

はい 47.85%
いいえ 52.1%

半数近くの人が、自己分析の際に他人からアドバイスをもらったことがあると回答しました。他の人からアドバイスをもらおうとした理由や、もらっていない人はアドバイスを求めなかった理由を聞いてみました。

【「はい」と回答した人の理由】

■もっとも身近な人に

・自分を一番知っている親に聞くのが一番確実かと思ったから(女性/24歳/医療・福祉)
・普段から接している人のほうが自分のことわかってるから(男性/26歳/機械・精密機器)

自分よりも自分のことを知っていると思う人に聞いてみたという人もいるようです。本音で語り合える関係性なら、真剣に答えてくれそうですね。

■客観的な目線で

・自分がどう思われているかも知っておくべきだと思ったから(女性/22歳/金融・証券)
・悟られぬよう、幾つかの質問により遠回りに自分がどう思われているのか情報収集する(男性/19歳/警備・メンテナンス)

自己分析が就活で役に立つことは多々ありますが、それはあくまで自分発信の情報です。自分に向けられる評価は、結局は他人は自分のことをどう見ているかにかかっているのです。

■より正確な分析結果を得るために

・第3者目線からの視点がなければ十分な自己分析にはならない(男性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・自己評価と他者評価は違うと思って聞いてみた(男性/26歳/情報・IT)

もしも自己分析すると同時に、他人にもアドバイスを求めた場合、その結果が違うことも考えられます。自分の意外な一面に気づくこともあるかもしれませんね。

【「いいえ」と回答した人の理由】


■当たり障りのない分析になってしまうから

・気を使って思ったことを言ってもらえないかも知れないから(女性/24歳/金融・証券)
・だいたい同じようなことしか言われないから(女性/19歳/機械・精密機器)

いくら気心知れた仲でも、相手の気を悪くしないようなことばかりを言われたのでは正しい分析とは言えませんよね。結局は当たり障りのない言葉ばかり言われてしまう可能性も否定はできません。

■自覚がなければ行動に移せない

・アドバイスなどをしてもらったところで、行動にするかしないかは自分次第で、他人からのアドバイスなどはほとんど忘れてしまうことが多いから(女性/19歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・自分で自覚がある分析こそ説得力があると思ったから(女性/23歳/金融・証券)

いくら他人に言われても、自分にその自覚がなければ納得することもできず、理解や改善に結びつかないという意見も。面接の場で「こういう人間らしいので」とは言えませんよね。

■聞くと逆にわからなくなる

・人によって見方がだいぶ差が出てしまうので、どれが本当かを見当が付かなくなることがある(男性/22歳/情報・IT)

多くの人に聞けば聞くほど、さまざまな回答が得られるでしょう。ですが、結果的にどれが本当の自分なのかわからずに戸惑ってしまうことになるかもしれません。

自分の性格を客観的に見ることは大切ですが、周囲の意見を集約できず、ちぐはぐな結論になってしまっては元も子もありません。自己分析のアドバイスを求めるときには、なるべく自分の身になって考えてくれる関係性の人にお願いしたいですね。

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年10月19日~2016年10月21日
調査人数:社会人男女401人(男性208人、女性193人)


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