月9とスマスマが大惨敗?フジの視聴率を根こそぎ奪う日テレの目論み (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■もはやフジテレビは相手にあらず?

 この二人のゲストがまさに、日本テレビの王者の貫禄を示していると、別のテレビ関係者は話す。

「11月から始まるフジテレビの『古館さん』は、古館さんが『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板後、初のレギュラー番組。タイミング的に日テレがフジテレビの番宣を手伝っているようにも思えますが、仮にそう思われても関係ない。話題になっているから起用した、だけなのでしょう。それだけ今のフジテレビに脅威を感じない、なめてかかっているということです」

 それは、坂上とのトークで顕著に表れていと関係者は続ける。

「坂上さんとのトークでは、彼がMCを務める『バイキング』の話題があがりました。春から番組テイストを変えて、かなり白熱した議論をする『ガチ』の番組になったと語っていて、坂上さんの番組にかける熱意が伝わってきました。出演するネプチューンなども同番組の話題で盛り上がり、『バイキング』に対する視聴者の興味を引く内容でした。もはや、フジの番宣ですよね。にもかかわらず、この日の裏のフジ番組は低視聴率。日テレがフジで話題の人を使い、フジの視聴者を奪ったことになりました」

 なんとか話題を作り、自局の視聴率アップを狙うフジテレビ。しかし、その話題性を利用して他局に視聴率をとられるとは、もはや笑えない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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