警備の人も敬礼!天皇の御陵をお参りする、鬼。京都・法住寺の身代不動尊大祭 (2/2ページ)
鬼たちは、護摩の準備をしてた山伏さんたちと共に一旦寺を出て、寺のすぐ隣にある「法住寺陵」へ移動。もちろん、鬼必須アイテムである斧やら杵やらの物騒な道具も、しっかり抱えたままで。直立不動で敬礼をされてる警備の人の前も、斧やら杵やらを持ったままで平気で通り、御陵の前に並びます。そして、やはり斧やら杵やらを持ったまま、神妙に御陵にお参りするのです。まるで、そのスタイルこそが彼等の礼を尽くした正装であるかのように。

鬼の御陵参拝は、確かに奇景といえば奇景です。しかし後白河上皇は、ある意味で当時のアウトサイダー文化ともいえる今様を深く愛し、『梁塵秘抄』を編んだことでも知られる帝。ひょっとすると、アウトサイダーの権化のような鬼に参拝されるストレンジさを、楽しんでいらっしゃるかも知れません
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