ゆるキャラに迫る「引退」「キャラ変」危機...GP制覇「しんじょう君」も実は2代目 (2/3ページ)
読売新聞大阪版(13年1月9日朝刊)は、その経緯を「環境省から『絶滅』に指定され、しんじょう君の活動期間も10年を超えたことから、市も見直しを検討」したと説明している。
2代目しんじょう君は、ご当地グルメ「鍋焼きラーメン」の帽子をかぶった、キュートなデザイン。そこからの活躍は目覚ましく、ついにグランプリまでのぼり詰めたが、いまでは初代の存在を知らないファンも多い。

「元モッピー」の写真(2014年8月6日、Jタウンネット撮影)
大阪府の広報担当副知事「もずやん」は、デザインどころか名前も一変した。1997年に「モッピー」の名称で、国体公式マスコットとして誕生。2014年に松井一郎知事の号令で、45いた府のキャラクターを削減する際に、歴史ある「モッピー」へと一元化されたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に同名のキャラがいることが問題となった。
一時的に「元モッピー」として活動したが、すぐに公募で「もずやん」へ改名し、デザインも一新。府鳥のモズ(百舌鳥)であること以外、面影を残さないキャラクターになってしまった。
権利関係で「引退勧告」も諸問題から引退危機になるキャラクターは多い。たとえば岡山県総社市の「チュッピー」は権利関係がネックとなった。デザインを公募する際、市が「作者は著作者人格権を行使しない」と明記しなかったため、グッズ製作やデザイン変更などに制約が出てしまったのだ。