元日テレ・敏腕プロデューサーが明かす「3年連続視聴率3冠の秘密」(5)5年間ブレずに攻め続けた (2/2ページ)
この「アットホーム感」が出ると番組は強くなる。もともと有名芸能人をそろえているだけに、画面から“オーラ”が伝わってくるのだ。現実的な「数字」となって表れるまでに5年かかったのだが、その間ブレずにじっくり攻め続けた点が、視聴者からの信頼感へとつながっているのだろう。
この秋にはメインMCが、北乃きいから川島海荷(うみか)(22)に代わったが、アットホーム感は変わらず安定感を見せている。「めざまし」は、この春からジャニーズの「HEY!SAY!JUMP」伊野尾慧(26)を起用しているが、番組進行は基本的にアナウンサーのみ。そうした「めざまし」に対して、「ZIP!」がアドバンテージを得ているのは間違いないだろう。
村上和彦:(株)プラチナクリエイツ代表。65年生まれ、神奈川県小田原市出身。元日本テレビ放送網制作局専門部長兼演出家・テレビプロデューサー。「ヒルナンデス!」を立ち上げ、「『笑っていいとも!』を終了させた男」として知られる。「スッキリ!!」の視聴率アップや、「24時間テレビ」ほかを総合演出。14年に日本テレビを退職し、フリーランスに転向。現在もテレビ東京「モーニングチャージ」監修ほか番組制作を行っている。