元日テレ・敏腕プロデューサーが明かす「3年連続視聴率3冠の秘密」(7)局内精鋭がしのぎを削る! (2/2ページ)
精鋭ゆえに、それぞれが独自の「作風」や「演出論」を持っているが、「24時間」では総合演出のやりたい演出を尊重する。その制作過程で、自分とは違う「演出」に触れることができるのだ。
私自身、総合演出になるまでに99年から4回「演出」を担当した。毎回、当時のヒット番組「とんねるずの生ダラ」「伊東家の食卓」「ズームイン」「笑ってコラえて!」などを手がけていた、総合演出の諸先輩から多くのことを学ばせていただいたものだ。迎える8月の本番では、演出陣はそれぞれ武道館や日テレ本社のサブコン(副調整室)に陣取り、深夜に軽く仮眠を取る以外ほぼぶっ通しで生放送に挑むのである。
村上和彦:(株)プラチナクリエイツ代表。65年生まれ、神奈川県小田原市出身。元日本テレビ放送網制作局専門部長兼演出家・テレビプロデューサー。「ヒルナンデス!」を立ち上げ、「『笑っていいとも!』を終了させた男」として知られる。「スッキリ!!」の視聴率アップや、「24時間テレビ」ほかを総合演出。14年に日本テレビを退職し、フリーランスに転向。現在もテレビ東京「モーニングチャージ」監修ほか番組制作を行っている。