SMAP辞退でボブ・ディラン浮上?紅白と大河のキャスティンが”大混迷”のワケ (2/2ページ)
■不安視される視聴率
確かに、“和製ロバート・デニーロ”と呼ばれるほど、役作りや体重コントロールに定評はあるが、まだまだ数字を持っているとはいえず、堤&木村といったラインナップに比べれば遥かに話題性に乏しい。
『西郷どん』についても、視聴率的には大苦戦が予想されているだけに、ジャニーズはその様子を密かにほくそ笑んでるようだ。
「ジャニーズは既に2019年の大河ドラマの枠を狙っていると聞いています。そこには、木村の再オファーはもちろん、若手タレントのゴリ押しも狙っているようです。ジャニーズは、『西郷どん』の視聴率が低迷すればするほど、次回作はうちに頼ってくる可能性が高いだろうと踏んでるみたいですね」(テレビ局関係者)
ただでさえ今年は、SMAP解散の余波で紅白の人選にNHKは四苦八苦している。さらに大河ドラマのキャスティングまで変更を余儀なくされたとあって、今年のNHKはジャニーズに振り回されっぱなしの1年だった。しかしこのまま、『紅白』も『西郷どん』も視聴率低迷となれば、来年以降もまた、ジャニーズの思惑に振り回されることになってしまうだろう。NHKは、本気でボブ・ディランを探し出してでも、自身で数字を作れることを証明する必要があるかもしれない。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。