またストレスが…仕事中にストレスが溜まる原因3つ (2/2ページ)
どちらも走っていることに変わりませんが、どちらが「楽しい」と感じながら走っているかといえば、もちろん、ピューマですよね。シマウマは命がかかっているのですから必死ですし、同時にものすごくストレスを感じているでしょう。
仕事もこれと同じ。mustという義務感で行動すれば、楽しくないのは当然です。でも、「コピー50部! これって、入社5年目の私がやること?」とストレスを感じてイライラするよりも、「きっと、課長は私に頼みやすかったのね」と思って行動すれば、同じ仕事でも楽しくなってきませんか。
根がまじめな人ほど、mustで行動しがちです。そんな人がwantで行動しようとすると、途端にギャップに悩みます。いつもウキウキ楽しそうに仕事をしている人を見ると、「なんでアイツはあんなに浮わついているんだ」と、軽く思えてしまうのです。
しかし、同じ仕事をするなら、mustという義務感でやるよりも、wantというワクワクした気持ちでやった方がいいですよね。自分にたくさんの仕事が振り分けられたら、「仕事ができるから、私のところへまわってきたのね」、ちょっとしたことに小言を言われたら、「自分に期待をかけてくれているから、成長のチャンスをくれているんだな」。そんなふうに考えてみるとストレスを感じにくくなります。原因3:常に、物事のマイナス的な側面を見ているあなたは、雨が好きですか?「濡れるし、じめじめするから雨は嫌い」という人もいれば、「しっとり風情があって、好き」という人もいるでしょう。「この間、購入したレインブーツをやっと履ける!雨が降ってラッキー!」と思うときもあるかもしれませんね。このように、「雨」という現象に対して、好意的に思う人もいれば、否定的に感じる人もいます。「雨」は「雨」。なにも変わっていないのに、受け取り方ひとつでプラスにもマイナスにもなるのです。
人との付き合い方もこれと一緒です。いつも口うるさい上司に対して、「あの人、本当に細かくて嫌だな」と思う人もいれば、「以前の上司はズボラで周りが大変だった。だから、口うるさいくらいの方がいいわ」と思う人もいるでしょう。ものごとに良し悪しのジャッジをしているのは、自分自身であり、自分の考え方次第でどうにでもなるのだということを理解しておきましょう。
自分の思考を変える努力で仕事中のストレスは軽減できる
自分の思考を変える努力を続ければ、必ず相手もそれに気付き、自分に対する態度も変わります。ストレスは多くの場合、「もの」に対してではなく、「ひと」に対して感じるもの。人間関係をよくするためにも、自分の思考パターンを見直してみませんか。
執筆:心理カウンセラー 丸山 弥生