アルバイトの新トレンド? 女子大生におすすめのベビーシッターの資格について取材してみた!

海外では非常にポピュラーなアルバイトの一つである「ベビーシッター」ですが、日本ではまだ欧米ほどには一般に普及していないのが現状。しかしここ数年で少しずつ認知度も向上し、シッターの数も増加。また女子大生のベビーシッターも増えているそうです。そこで今回は、女子大生向けのベビーシッター認定講座を展開し、多くの女子大生ベビーシッターを生み出している『株式会社キッズライン』に、認定講座の内容やベビーシッターの仕事の魅力などを伺いました。
■初心者でもしっかりと学ぶことができる無料資格講座

今回お話を伺ったのはキッズラインに所属するベアナウスカス好栄(よしえ)さんです。好栄さんは、大学時代に同社のベビーシッター認定講座を受け、人気ベビーシッターとして活躍されていました。
――キッズラインのベビーシッターは、現在どれくらいいるのですか?好栄さん 弊社に登録しているベビーシッターの数は現在約550人です。このうち180人が大学生のベビーシッターですが、大学生だけでなく、子育て経験のある元保育士の方や主婦の方なども多くいます。
――やはり採用されているのはベビーシッター経験者が多いのでしょうか?好栄さん いえ「日本にもベビーシッター文化を広げたい、根付かせたい」という思いがあるので、新しい層を取り込むという意味で大学生など「これまでベビーシッターをやったことがない」という人も積極的に採用しています。
――多くのベビーシッターを生み出しているキッズラインの女子大生向けベビーシッター認定講座では、どんなことを学ぶのですか?好栄さん 講座は座学と実地の二つに分かれています。座学では「おむつ替えの仕方」をはじめ、お世話をする際に必要となることや、「子供の成長に合わせた遊び方・接し方」の研修なども行います。また、お子さまの体調が悪くなった場合など、トラブル時の対応をグループワークでディスカッションしたり、他にも親御さんとのやりとりについてのスムーズな方法など、多くのことを学びます。

好栄さん もう一つは実地研修です。数人のトレーナーがいて、実際にそのトレーナーの子供のお世話をするのですが、複数のチェックポイントがあり、子供との接し方やトイレのサポートなどトレーナーから丁寧な指導があります。
――やはり子供を預かる仕事だけに、座学でも実地でも学べるので安心ですね。好栄さん 民間資格ではありますが、しっかりと実地研修も行い、ペーパーだけではないというのがキッズラインのベビーシッター認定講座のこだわりの一つです。
■自分の好きなスタイルで働けるキッズラインのベビーシッター

好栄さん 採用後はページに掲載され、それを見た親御さんたちから依頼が来て、ご自宅に伺う、という流れになります。ベビーシッターごとに「保育可能年齢」「サポート回数」「時給」といった基本情報の他に、工作が得意、英語が教えられるなどの特徴が紹介されており、それを参考に選べるようになっています。
――勉強を教えたりもするのですね。好栄さん ベビーシッターといえば、乳幼児の寝かしつけなどをイメージされる方が多いと思いますが、それだけでなく保育園や学校の送り迎えや、親御さんが帰ってくるまでに一緒に夕食の準備をしたり、ご飯を食べさせてあげたりもします。また小学生の場合は宿題の手伝いなども行います。私は海外に住んでいたのもあり英語が得意なので、英語を教えたり、またバレエをやっていたのでバレエを教えたりもしていました。
――「ベビー」と付くので、担当するのは乳幼児という勝手なイメージがあったのですが、小学生など、担当する子供の年齢はかなり幅広いのですね。初めて知りました。好栄さん 女子大生に担当してもらうのは3歳以上の身の回りのことができるお子さまからです。小学生だけでなく、上は15歳くらいまで担当することがあります。
――だいたいどれくらいの時間、子供の面倒を見るのでしょうか?好栄さん 学生ベビーシッターの場合は、平日は授業があるので授業が終わった後にお迎えに行ってから勉強を見たりご飯を作ったりするので、だいたい3-4時間くらいでお願いされることが多いですね。休みの日は1日中のお願いでお子さまと映画や動物園に行ったりというご依頼もありますよ。
――先ほど時給とありましたが、例えば時給1,000円ならばその金額を依頼者が支払う、という形になるのですか?好栄さん そうです。キッズラインのベビーシッターの特徴として、時給をシッター自身が決められるというものがあります。1,000-3,000円の間くらいで設定でき、その時給分から10%の手数料(保険料やシステム利用料などが含まれています)を引いたものをそのままお給料としていただくことができます。また、日本だとベビーシッターをお願いする場合は1時間で3,000-5,000円くらいが相場だとされていますので、依頼する側も入会金・年会費もなく手数料のみでリーズナブルに利用できるのも特徴です。
■幅広い年代の人と触れ合い、人生勉強ができるベビーシッターの仕事
――他にはどんな特徴がありますか?
好栄さん 自分の働きたいペースでスケジュールが設定できるのがうれしいところだと思います。学生だとやはり平日は授業があるので、終わった後や空いた時間などを利用して働くことができます。好きな時間に働けるのは、学生からすると魅力的だと感じました。
――好栄さんは在学中にベビーシッターをされていましたが、ベビーシッターという仕事の魅力はどんなところだと思いますか?好栄さん 「子供と触れ合うことができる」というのが一つの魅力だと思います。学生だと、年の離れた兄弟や親戚の子がいないと、自分が子供を持つまで触れ合う機会がなかなかありません。そうなると、自分の子供を持った際に初めてのことばかりで戸惑ったり、悩んでしまうこともあると思います。でもベビーシッターとして多くの子供に触れ合うことで、子育てに関することを少しでも先に学ぶことができます。
――自分が親になった場合のシミュレーションができる、ということですね。好栄さん 「コミュニケーション能力」を磨くことができるのも魅力です。子供と上手にコミュニケーションを取るのは難しいものなのですが、それを乗り越えることで、柔軟な考えを身に付けたり、理解力を磨くことができます。また、現在は育児をしながら働くという選択をする女性が非常に多いですし、今の大学生も将来そういった選択をする人がますます多くなると思います。多くの「働くお母さん」のところでお仕事をさせてもらうことで、子供との触れ合い方だけでなく、そうした「自分の将来像」について学ぶこともできますね。
――育児だけでなく、等身大の社会勉強もできる、ということでしょう。好栄さん 本当にいろんなご家庭に行くので、お母さんだけでなくおばあちゃん世代ともお話しすることも多くありました。ときには自分の将来の悩みを相談して助言を得たり、ただのアルバイトでは得ることのできないものをたくさん学べたと思います。こうした「幅広い年代の方と触れ合える」のも、この仕事の魅力です。人生勉強という意味では、大学生に本当におすすめです。
――こうしたスキルは就職活動でも役立ちそうですね。好栄さん 実際にベビーシッターをしている学生の中には、面接でベビーシッターのことを話して注目され、大手企業への採用が決まったという声も届いています。
――時代のニーズにもマッチしていますし、企業としてもやはり魅力を感じるのかもしれませんね。本日はありがとうございました!女子大生だけでなく、キッズラインには男子学生のベビーシッターも在籍しており、特に男の子を持つ家庭に人気なのだそうです。一般的なアルバイトと異なる特徴を持つお仕事ですが、大学生にとって非常に得るものが多いベビーシッター。「講座に参加したい!」という人は、ホームページの「次回の講座に優先的に参加する」から登録しておくと、開催日が決まったら優先的に参加できるそうです。興味のある人は申し込んでみてはいかがでしょうか?
株式会社キッズライン ベビーシッター講座のHP
⇒https://kidsline.me/sitters/welcome_college
(中田ボンベ@dcp)