危険な膀胱炎の原因と症状とは? 悪化する前の早めのケアが重要 (2/3ページ)
女性は膣と肛門、尿道口が近いためにとくに急性膀胱炎罹患率がとても高いのです。 不衛生な状態で性交渉をすることで、性器周辺、膣内には多くの大腸菌、細菌などが存在し、これら細菌を尿道へと移してしまいます。 膣、肛門、尿道口が近いといった同じ理由から女性は、普段の排便によっても細菌が尿道へと入ってしまうことがあります。女性に膀胱炎が多い理由はここにもあります。
身体が冷えるとあぶないかも? 身体を冷やすことも膀胱炎の原因となるほか、男性では前立腺炎や前立腺肥大症、尿路結石や尿路にできる腫瘍などが膀胱炎の原因になることがあります。年配男性に多い膀胱炎はこれらが原因のことが多いです。膀胱炎の治療とケア急性膀胱炎 残尿感や排尿痛などといった症状が急に現れる場合は急性膀胱炎とされます。 この急性膀胱炎、軽度であれば身体を温める、トイレを我慢しないなどといった生活改善で自然と症状が回復することがありますが、重度や症状が辛い場合は専門医療の受診と治療が望ましいです。
薬による治療 膀胱炎の主な治療は薬物による治療が基本です。細菌、大腸菌による膀胱炎に対しては、抗菌剤などの薬物を処方してもらいます。医師による処方箋で投薬治療を3~7日ほど続けることで完治していきます。
ニューキノロン系 大腸菌に特に有効とされています。1日1回の薬なので負担がかかりにくいといえるでしょう。クラビット、シプロキサンが良く使われています。
セフェム系 抗菌スペクトルが広く副作用がおだやかなのが特徴です。第一世代から第四世代まであり種類が豊富です。フロモックス、メイアクトが有名です。
ペニシリン系 グラム陽性菌に良く効きます。古い薬なので耐性菌が増えてしまっているのがデメリットですがサワシリンカプセルは今でもよく使われています。 内服治療で改善がみられないときは、薬の耐性化が考えられるので医師に相談して薬を変えてもらう必要があります。悪化させると危険な膀胱炎膀胱炎の症状に加えて、38度以上の高熱や悪寒などの症状が現れたら注意が必要です。
腎盂腎炎になると大変 膀胱炎の原因となる細菌が腎盂へと侵入してしまうことで腎盂腎炎を引き起こします。