リモコンサイズだけど...! ハイレゾ上等なペン型USB DAC「SPECTRA」 (2/3ページ)
これ以上のクオリティの音源もありますが、周囲に雑音がある環境だとその緻密な音は再現しきれないし、ハイレゾはファイルサイズが大きい。ポータブル用途で考えたらこれ、最高品質級です。
種類は汎用性の高いUSBモデルと、Micro USBモデル(Android用)。USBモデルはLightning - USBカメラアダプタを使うことでiPhoneと接続できます。
日本でリリースするなら、ユーザーの多いiPhone(Lightning端子)仕様を出してほしかったところですが、MFi認証がまだ通過していないんだとか。今後に期待、といったところでしょうか。

試作機をお借りしたので実聴してみました。うん、音像はシャープですね。ESS Technologyらしいオーディオ的ではなく、モニター的なトーン。音の立ち上がりが速く、スパッと収束していく。その上で独自の味付けでしょうか、低域にパワーを感じます。自宅でAKG Q701(開放型モニターヘッドホン)とつなげてみましたが、駆動力のあるアンプじゃないとコイツの低域って目覚めないんですよ。でも、据え置きアンプほどではありませんが、ドラムとベースが生き生きとしてる。
ダイナミックドライバーイヤホンのRHA MA750、オーディオテクニカATH-CKR100、BAドライバーのクリプシュX11、密閉型ヘッドホンのBeats Proなどで聴きまくってみましたが、なるほど。1つの傾向が見えてきました。
得意なのは音圧を高めつつも微細音を取り入れているサウンド。レベルの高い音の存在感を前に出しながら、音量の低い音の粒を並べていく。