CEAの検査数値が高いとがんの危険!? 数値でわかる病気と対策法 (2/3ページ)
しかし、再検査で数値が上昇していた場合には、早急に精密検査を行う必要があります。CEAが異常値である場合に考えられる病気CEAの数値が高い場合には、以下のような病気が考えられます。
消化器系のがん 胃がん・大腸がん・胆道がん・膵がん・肝臓がんなど
その他の腫瘍 肺がん・乳がん・子宮がん・甲状腺がんなど
良性疾患 気管支炎・肺炎・結核・肝炎・肝硬変・膵炎・糖尿病・腎不全・甲状腺の異常など 消化器系のがんは、基準値の2倍や3倍といったはるかに高い数値になる傾向にありますが、肺や甲状腺といったその他の臓器の炎症や病気の場合には、基準値よりわずかに超える程度にとどまることもあるようです。がん以外でCEA値が高まることもCEAの数値が高いからといって、必ずしも重い病気が隠れているわけではありません。病気以外でCEAの数値が高くなる理由についても知っておきましょう。
喫煙 喫煙は、CEA数値にかなりの影響を与えます。長期喫煙者の場合、人によっては基準値上限の2倍程度にまで数値が上がってしまうこともあります。CEAの検査の前は、正確な数値をだすためにも、喫煙は控えましょう。
偽陽性 偽陽性とは、がん以外の原因で腫瘍マーカーが陽性になることです。 CEAは、肝炎や肝硬変・胃炎・糖尿病・腎不全などのようながん以外の病気でも上昇が見られることがあります。そのため、数値によっては他の病気を視野に入れた検査や治療を行う必要があります。CEA測定の有用性CEAは、がんのスクリーニング診断のために行われることが多くなっています。がんを発見する際はもちろんのこと、がんの治療が終わった患者さんの予後の経過観察にも力を発揮します。 がんが根治すると、CEAの数値は明らかに低下し、再発し際には上昇がみられます。定期的にCEA数値を測定することで、がんの経過観察の際に参考になります。CEAはがんが進行すればするほど高くなる? CEAは、大腸や胃がん・肺がんなどが進行していると、より数値が高くなる傾向にあります。 そのため、数値がどんどん上がっていく場合には、病気が進行しているサインであると考えられます。